少し前にリークされていたGoPro HERO 11 BlackとHERO 11 Black Miniが正式発表されました。
HERO 11 Blackは62,000円で発売開始、HERO 11 Black Miniは48,000円で10月25日に発売となります。
まずはHERO 11 Blackからチェックしていきましょう!
HERO 11 Black
- 価格:62,000円(1年間のGoProサブスク付き)
- 新しい大型イメージセンサー搭載
- 27MPカメラ
- 5.3K@60fps、4K@120fpsでSuper Viewビデオ撮影
- 自動ブーストと水平ロック機能内蔵のHyperSmooth5.0 (水平ロック機能は、カメラを360度回転させても映像は水平を維持する機能)
- 8倍スローモーション
- 8ビット + 10ビットカラー
- 120Mbpsビットレート
- 低温に強く最大38%長く撮影できるEnduroバッテリー(1720mAh)
- 10m防水
大きな変更点としては、大きくなった新型のイメージセンサーと27MPカメラの搭載、それによるHyperSmooth 5.0での水平ロック機能への対応、Enduroバッテリーを最初から同梱などがあります。
HyperSmooth 5.0での水平ロック機能は、アスペクト比8:7の映像を広角16:9の映像として切り抜いて、水平になるように処理を行う機能。HERO 10 BlackでMaxレンズを搭載すると水平ロックが使えましたが、それと同じような水平処理をデフォのカメラレンズで行えるようになるというわけです。
HERO 11 Blackの水平ロック機能
デフォのレンズのまま使えるようになった水平ロックですが、リニアでのみ対応となります。
アスペクト比 16:9
- 5.3K:30fps, 24fps
- 4K:60fps, 30fps, 24fps
- 2.7K:120fps, 60fps
- 1080p:120fps, 60fps, 30fps, 24fps
HERO 11 BlackもオプションとしてMaxレンズモジュラーに対応していますから、SuperViewで水平ロックをするには、そっちを使ってねということでしょう。ちなみに、HERO 10 BlackでMaxレンズを使った際は、切り抜き処理を行うために解像度は2.7Kに制限されていました。
本体のデザインやサイズはHERO 9 Blackから変更がないので、9や10で使っていたアクセサリはそのまま使えます。
日本での価格は78,000円、サブスクとセット割引きで62,000円。昨年発売されたHERO 10 Blackは、確か54,000円あたりで販売されていたので、それを思えば高くなった感はありますが、イメージセンサーのアップデートやEnduroバッテリー同梱などプラス要素も大きく、HERO 10 Blackよりもお得感があるといえるでしょう。
HERO 11 Black Mini
今年のモデルで注目なのが、こちらのHERO 11 Black Mini。
液晶ディスプレイを取っ払って小型軽量化にしたシンプルモデルですが、実は中身はHERO 11 Blackとほぼ同じ。なので、撮影できるビデオモードなども同じです。
液晶ディスプレイはありませんが、本体上部にGoPro Sessionのようなインジケーターがあるので状態のチェックができます。設定はスマホアプリから行い、あとは録画ボタンを押すだけという使い方なら、小さくて軽いこちらの方が良さげ。
- 価格:48,000円
- 10月25日発売
- GoPro史上最高峰の耐久性
- 新しい大型イメージセンサー搭載
- 27MPカメラ
- 5.3K@60fps、4K@120fpsでSuper Viewビデオ撮影
- 自動ブーストと水平ロック機能内蔵のHyperSmooth5.0
- Maxレンズモジュラー対応
- 底面と背面にデュアルマウンター
- Enduroバッテリーを内蔵
バッテリーは内蔵タイプとなっていて、GoPro Sessionの後継モデルのような印象も受けますが、スペック自体は最新モデルのHERO 11 Blackと同等で5万円を切る価格と、なかなか魅力的なモデルとなりそうです。
詳細なデータはまだ公開されていないので、外部マイクに対応しているのか?重さはどのくらい?などの仕様は不明です。11 Blackと11 Black Miniのどちらにするかは、その辺りの仕様が明らかになってから決めると良いかな。
- Source GoPro