GoProのアクションカメラHERO 10 Blackが、本日9月17日(金)より発売開始!
内蔵チップがHERO 6以来のリニューアルで、GP1→GP2に刷新されパワーアップしたモデルになります。カメラレンズも23MPに変更され、暗所撮影にも少し強くなりました。
少し強くなったというちょっと控えめな表現なのは、これまでのGoPro HEROにおける暗所撮影の苦手っぷりを体験しているからに他なりません。HERO 10 Blackではどう変わっているでしょうか?
HERO 10 Blackの日本での価格は、GoProサブスクへの1年間登録付きで54,000円で購入することができます。海外から発送するので手元に届くには少し時間がかかりますが、後でサブスクの登録解除を忘れなければ、かなりお得です。
GoPro HERO 10 Blackの主な機能
- 新しくGP2プロセッサーを搭載
- 新しく23MPカメラを搭載
- 暗い場所での撮影性能が向上
- ビデオ撮影で5.3K@60fps、4K@120fps + 2.7K240広角視野角
- HyperSmooth 4.0ビデオスタビライゼーション
- GP2の搭載により、フロントスクリーンの映像がよりスムーズに、タッチスクリーンのレスポンスも向上
- TimeWarp 3.0ビデオ(4K 広角)
- SuperPhoto + HDR
- ナイトラプスビデオ
- デジタルレンズ(SuperView、広角、リニア+水平維持、リニア、狭角)
- 1080pのライブストリーミング
- ウェブカメラモード
- 100Mbpsビットレート
- 水深10mまでの防水性能
- リチャージャブルバッテリー(1720mAhリチウムイオン)
3.5mm接続の外部マイクは、別売のHERO10 Black用メディアモジュラーまたはPro 3.5マイク アダプター( AAMIC-001)を使用することで接続可能です。メディアモジュラーはHERO 10 Black専用なのか・・・。
【GoPro公式】プロ3.5mm マイクアダプターAAMIC-001
GoProの最新モデル、そんなに急いで買わなくてもいい?
魅力的にみえるHERO 10 Blackですが、カメラ単体ではあまり使えないのがGoProです。そのため、HERO 10 Blackに対応するオプション品が充実してから購入しても遅くはありません。
HERO 9 Blackの時とは状況が異なるかもしれませんが、昨年を参考とするなら、年末のホリデーシーズンにバッテリーパックが2、3個付属するバンドルパックがお得な価格で登場したりするので、急がないのであれば、バンドルパックのセールを待つのもありですね。
不具合にも用心しよう!
また、これまでのHEROシリーズを例にするなら、やはり何らかの不具合はあると見たほうがいいでしょう。GoPro HEROとはそういう製品です。
リリース直後はファームウェアアップデートが頻繁に更新されますが、半年を過ぎた頃からそのスピードは鈍化し、次の世代の製品が出てしまうと修正アップデートはリリースされなくなってしまいます。そして、それまでに解消されない不具合は、そのまま製品の仕様として残されます。
HERO 9 Blackには、本体内蔵マイクで風切り音を拾うとプツプツといったノイズが入るという症状が報告されていますが、これについては「本体の電源をONにした状態でしばらく待ってから録画を開始するように」という公式の回答があったのみで、ファームウェアアップデートでは今現在も解消されていません。
それでもHERO 10 Blackは魅力あり!
ただ、今回のHERO 10 Blackには、そういった不具合が無いことを祈って博打で速攻注文したくなるほどの魅力があるのも事実です。GoPro公式の価格なら仮に不具合があったとしても手放しても損はしないので、速攻注文しちゃってもいいかな〜?とも思います。
GP2チップと新しいカメラレンズの搭載によって暗所撮影の性能向上、GoPro HEROとしては悲願とも言うべき課題ですが、それを次第点までクリアしてくれているのか?かなり期待しています。
- Source HERO10 Black | GoPro