2〜3年ほど使ったGTRACINGのゲーミングチェアがヘタってきたので、どうしようかな〜と考えていたら、座面や背もたれなどの交換用パーツがメーカーから提供されていました。
OAチェアは使い捨てのイメージがあったので、ゲーミングチェアもうそうだろうと思っていたら、ちゃんと部品交換で長く使える体制が整っていたんですね。ゲーミングチェアは安いモデルでもそれなりの価格がしますし、かなり嵩張るし重量もあります。一般的なOAチェアと比べると、重すぎてビックリするほど重いです。これを頻繁に買い替えるのはお金も労力もかかりますし、パーツ交換で対応できるのならそれに越したことはありません。
ゲーミングチェア劣化がしてくると
- 座面のウレタンがペッタンコになる
- ガス圧が勝手に抜けて椅子が下がる
ゲーミングチェアが経年劣化すると、主にこの2つの現象が現れます。
どちらも使用感にかなり影響する劣化ですので、早めに対策したいですね。座面は座布団増し増しで、ガス圧は定期的にチェックするか塩ビパイプをカットしてはめるといったDIYで応急処置ができますが、なんとなくストレスになるし、交換用パーツが提供されているのなら交換した方が確実です。
交換用部品の価格は5,000円前後
GTRACINGで提供されている交換用部品をチェックすると、座面は5,000円ほど、背もたれは5,600円、枕みたいなやつは3,300円ほどでした。枕みたいなやつはともかく、座面は買い換えるよりも断然安いですね。
ガス式昇降シリンダーはGTRACINGからは提供されていませんが、サンワサプライやAmazon限定ブランドの3,000円ほどのシリンダーが互換性があり、GTRACINGのゲーミングチェアにも使えるとのことでした。
座面とガス式昇降シリンダーを交換しても1万円以内と考えると、買い換えるよりも安いですね。
座面の交換は簡単、シリンダー交換はちょっとムズい
ガス式昇降シリンダーの交換には、まず椅子の脚にハマっているシリンダーを抜く作業があるので、ハンマーにシリコンスプレーやラスペネといった潤滑剤が必須となり、敷居はやや高めとなっています。
座面の交換だけなら、組み立てる時に使った六角やドライバーなど一般的な工具さえあれば可能なので、時間さえかければ簡単にできます。
座面は2〜3年で絶対に劣化してくる部分なので、その度に買い替えてデカくて重いゲーミングチェアをバラしたり組み立てたり廃棄したりするのに頭を悩ませるくらいなら、交換部品で対応するのがスッキリするでしょう。そして何よりも、お金の節約にもなります。