GoProのHERO 11 Black Miniで外部マイクが使えるようになりました。
ファームウェアアップデートで「HERO11 Black Miniアップデートv2.10」を適用すると外部マイクアダプターに対応します。
通常のHEROシリーズとは違うコンセプトの製品として登場したHERO 11 Black Miniは、USB-Cポートが搭載されているものの充電用としてしか使えず、公式にも「外部マイクは使えません」とハッキリ記載されていた為、外部マイクへの対応は全く期待されていませんでしたが、ここにきてまさかの外部マイクアダプター解禁。
じゃあ、今の今まで機能制限していた理由はなんなんだ?って感じですが。
とりあえず、ちゃんと外部マイクが使えるのか試してみました。
GoProのファームウェアをアップデートする
GoPro QuikでHERO 11 Black Miniに接続、更新プログラムのインストールを行います。
最新ファームウェアへのアップデートは数分で完了します。
外部マイクを接続する
USB-Cポートにマイクアダプターを接続。
3.5mmジャックに外部マイクを接続します。
設定をチェックすると、メディアモジュラーの項目が新しく増えていました。
外部マイクを認識しています。
録画テストを行い、マイク音声が正常に録音されていることを確認しました。
マイクアダプターにUSB-Cケーブルを接続すれば、充電しながら録画することもできます。Miniはバッテリー内蔵式なので、充電しながらの撮影はあまりおすすめできませんが、機能的には外部マイクを使いながら充電しながらの撮影が可能となりました。
これで、通常モデルのHEROシリーズとほぼ同じ条件で撮影できる・・・かと思ったのですが、マイクアダプターを取り付けるとかなり邪魔になることが判明しました。
MiniのUSB-Cポートは向きが縦になっているので、マイクアダプターを取り付けると取り回しがかなり難しい位置にマイクアダプターがきてしまうという問題があるのです。
- 通常のHEROシリーズ:USB-Cポート(横向き)
- Mini:USB-Cポート(縦向き)
マイクアダプターのUSB-CポートはL字になっているので、下向きだとマウントの邪魔になるし、上向きだとカバーと接触するし。カバーを外して上向きに取り付けるとしても、今度はマイクアダプター本体がぷらぷらんになってしまうという状態。
通常モデルのHEROシリーズには、マイクアダプターを収納できるケースがサードパーティから出ているのでキレイにまとまるのですが、Mini向けにはケース自体が用意されていません。当然、マイクアダプターを収納できるケースなんてものも存在しません。
というわけで、現状では自分で工夫して取り付けるか、3Dプリンターで専用ケースを作るなどのDIYが必須となります。
- Source Hero11 Black Miniアップデート