GoProのHERO 11 Black Miniで「電源が入らなくなる」「充電できなくなる」という深刻なトラブルが報告されています。
具体的には、電源ボタンを押しても電源が入らなくなり、ケーブルに接続しても充電されない。リセットモードにも反応せず完全に沈黙した状態になるというもので、自分の持っているHERO 11 Black Miniもその状態になってしまいました。
特に何をしたというわけでもなく、1週間前に使ったままだったので充電しておこうと思ったらその状態になっていたというわけです。
公式フォーラムには、2022年12月頃から同様のトラブルの報告がありましたが、最新ファームウェアのv2.10がリリースされてからもトラブル報告があるので、ソフトウェアの不具合ではなくハードウェアの問題であるとみられます。
HERO 11 Black Miniは、2022年に発売された小型のGoProで、交換不可の内蔵バッテリーを搭載しています。購入前から「トラブルが発生した時にバッテリーパックが抜けないのに、どうするんだ?」という懸念がありましたが、一応、リセットモードが用意されているので、熱暴走などでのフリーズ時には、電源ボタンを10秒長押しから5秒後に電源ボタンをもう1回押すという方法で復帰することができるようになっています。
しかし、今回のトラブルではリセットすることもできません。
通常のモデルなら、バッテリーパックを交換するか抜き差しするだけで解消するようなささいなトラブルでも、内蔵バッテリー式だとどうすることもできないという、購入前の懸念がそのまま具現化したようなトラブル。
ケーブルや充電器を変えてみても、リセットを何度試してもダメ。
というわけで、GoProのサポートに交換を依頼することにしました。
・・・が、GoProサポートは朝8時〜夕方5時まででした。
返品処理、なんだかものすごく面倒くさそう・・・。
というわけで、返品が完了したらまたお知らせします。