(image: ShrimpApplePro)
9月に発表される予定のiPhone 15 Pro Maxの3D CADデータから、外観の形状や詳細な寸法が明らかにされています。
外観上で昨年のiPhone 14 Pro Maxから変化したポイントとしては、筐体のエッジが丸みを帯びたこと、ディスプレイのベゼル(縁)が少しスリムになったこと、2つだった音量ボタンが1つになったこと、カメラレンズがちょっと引っ込んだこと、そして、ボタンが物理ボタンから触覚フィードパックボタン(ソリッドステートボタン)に変わっていることが挙げられます。
もちろん、入出力ポートがLightningからUSB-Cに変わっていることもありますが、外観上はそこまで大きな変化はないものの、改良されている部分は結構多いというのがiPhone 15 ProとPro Maxの特長です。
(image: ShrimpApplePro)
触覚フィードパックボタンは、筐体とボタン部分のパーツが分離できるようになっていますが、従来のような機械式のボタンではなく、タッチパネルやTouch IDのように導電性の物体に反応する仕組みになっていて、触ったりジェスチャーに対してだけ反応するとみられています。
ミュートスイッチのツマミも触覚フィードパックボタンに変更されています。
Comparing my CAD from last year to this year, one similarity is that any new designs is highlighted. Last year it was the new display with pill+hole cutout, and this year it's the solid state button! It also have some weird objects sits on top of it but not sticking to it. pic.twitter.com/0j9pPPcpwh
— ShrimpApplePro (@VNchocoTaco) April 8, 2023
この触覚フィードパックボタンを搭載しているのはiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxのみで、通常モデルのiPhone 15とiPhone 15 Plusは、従来の物理ボタンのままです。
手に持った時の印象が変わる筐体のエッジの変化と、ディスプレイのベゼル、そしてボタンの変化は体感できる変化として、iPhone 15 Proの注目ポイントになりそうです。
Why do I want you to believe this is true? Because the evidence comes not only from CAD renderings, but also from physical objects: the glass cover of the iPhone, is part of the phone, not a protective film. So its bezel is equal to the bezel of the phone.
— Ice universe (@UniverseIce) April 8, 2023
bezel:15=14P>15P pic.twitter.com/FRkLi2b4zR
iPhone 15 Pro Max寸法
- サイズ: 159.86 x 77.58 x 8.25mm
- 厚さ (カメラバンプ含): 12.02mm
- 画面ベゼル: 1.55mm
- カメラバンプの背面ガラスからカメラレンズまでの高さ: 3.78mm
- カメラリングの直径: 16.2 mm
- カメラレンズの直径: 13 mm
- 後面カメラの直径 (金属リングあり): 16.2mm、金属リングなし: 13.8mm
- レンズの突出が昨年より少ない (2.33mmから1.73mmに)
- カメラプレートの突出が昨年より多い (1.85mmから2.05mmに)
- ミュートボタン: 両端の直径: 2.42mm、二つの円の中心間の長さ: 3.51 mm
- 音量ボタン: 両端の直径: 2.65mm、二つの円の中心間の長さ: 23.5 mm