iOS向けChatGPTが日本でもリリース、Bing AIとどう違う?

当サイトの記事には広告が含まれます。

ChatGPT iOS release 05

先日、OpenAIよりリリースされた「ChatGPT」のiOSアプリが、日本国内からも利用できるようになりました。AppStoreから無料でダウンロードできます。

基本的な機能はWeb版のChatGPTと同じですが、スマートフォンならではの機能として、音声入力に対応しています。音声認識を行ってテキストで入力してという工程が必要になるのと、出力結果の読み上げ機能がないので、SiriのようなAIアシスタント感はそれほどありませんが、日本語でも音声認識能力はなかなかです。

ChatGPT for iOSを使ってみよう

ChatGPT iOS release 04

まずはログイン。
すでにGPTでアカウントを作っているなら、そのアカウントでログインすれば、チャット内容を同期することができます。

ChatGPT iOS release 03

音声入力も使えます。
適当にしゃべってもちゃんと認識してくれます。

ChatGPT iOS release 02

実にくだらない短編小説が生成されました。

作品タイトルの『美味しんぼ』をキャラクターとして認識しているあたりに、AIならではのイレギュラーさがありますね。

ChatGPT iOS release 01

有料プランのChatGPT Plusは、アプリ内課金で使うことができます。

ChatGPT Plusの機能

ChatGPT Plusは、無料版のChatGPTと比べて以下のような特徴があります。

  • 速度向上: 質問に対する回答がより速く返ってくることで、効率的に情報を得ることができます。特に、ビジネスや研究などのプロフェッショナルな用途で有用です。
  • 新機能の利用:インターネットへのアクセスやプラグインという新しい機能を利用できます。インターネットへのアクセスでは、ウェブから最新の情報を取得。プラグインは、サードパーティのアプリケーションと連携できます。
  • GPT-4の使用: 2023年3月に発表されたGPT-4を使用できます。GPT-4は、画像入力もできるマルチモーダル対応し、応答精度もChatGPTよりも飛躍的に向上しています。

iOS版からアプリ内課金でChatGPT Plusに登録する場合は月額3,000円。OpenAI公式サイトからWebで登録すると月額20ドルで利用できるので、クレジットカードが利用できる人なら公式サイトから登録するほうが(Apple税が無い分)少しお得です。

スマホ向けには、Microsoftからリリースされている「Edge」や「Bing」にもChatGPTベースのチャット機能が実装されているので、音声で対話型チャットをしたいなら、そちらを選ぶといいでしょう。

ChatGPT iOS release 04

Microsoftの提供するBing AIを実装している「Edge」や「Bing」のスマホ版は、音声入力を行うと音声で回答を読み上げてくれます。検索エンジンを利用しているので、回答までの速度は本家ChatGPTと比べてかなり遅めですが、ログインすれば1回につき20ターンまでの会話が無料で利用できます。

個人的には、無料で使えてGPT-4ベースのBing AIを推していますが、どちらも情報の正確性はかなり適当なので、生成された内容をそっくりそのまま使うのは危険かも?

関連するエントリー

PR

U-NEXT