YouTubeが長押しタップで2倍速再生の新機能を実験中

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Youtube 2xspeedup
(image: YouTube)

今後、YouTubeでは2倍速再生がより一般的な機能として直感的に使えるようになるかもしれません。

現在のYouTubeでは、歯車アイコンから再生速度を変更できます。

  • 1.25
  • 1.5
  • 1.75
  • 2

1.25倍速はちょっと速いくらいでちょうどいい。でも、ぬぼ〜〜っとゆ〜っくり話す人の動画は1.5倍速や、場合によっては1.75倍速でちょどいい感じ。2倍速は、どんな人でも早口になる感じです。

これらの倍速再生での動画視聴スタイルは、若年層を中心に広がりをみせています。動画を「体験」として観るか「情報」として見るかの受け取り側の意識の違いが生み出した視聴スタイルだと思いますが、実際のところ、長ったるい動画や映画であーだこーだ言ってうだうだやってるシーンなんてサクッと倍速再生しても何ら問題がないというか、むしろスパッとスキップしたりシークするより人道的ですらあると感じます。

現在、YouTubeでは、プレミアム会員向けに開発中の新機能を期間限定でお試し提供しています。これらの新機能はビデオの視聴体験をより快適にするもので、以下の3つがあります。

長押しで2倍速再生

ビデオの再生中にプレーヤーの任意の場所を長押しすると、再生速度が2倍に上がります。

常に2倍速で再生するのとは違い、長押しをやめると再生速度が通常に戻るので、長いビデオを効率的に視聴したいときや、既に見たシーンを素早くスキップしたいときに便利です。

再生画面をロックして誤タップを回避

ビデオの再生中に画面をロックすると、タッチ入力が無効になります。これにより、誤ってタップしてビデオが一時停止したりスキップされることを防げます。

(AndroidとiOSのみで使える機能)

シーク中のサムネイルが大きくなる

ビデオをシークする時に表示されるプレビューサムネイルが大きくなります。見たいシーンを簡単に見つけることができます。

これらの新機能は、今のところは試験的にYouTubeプレミアム会員だけが試すことができるだけですが、ユーザーからの評判を見て、いずれは一般的な機能として導入される可能性があります。

長押しタップで2倍速再生は、どちらかといえば倍速視聴というよりもシークの機能強化に近いものがありますが、正式導入されれば、動画制作者側からしても尺の長い動画を作りやすくなりそうですね。

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