Apple M3シリーズのCPU/GPUコア数が判明、ハイエンドモデルは2024年に登場

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M3 m3Pro max ultra

年内に登場するMacに搭載されるApple M3シリーズのCPU/GPUコア数について、具体的な情報がBloombergの記者MarkGurmanのニュースレターで伝えられています。

M3チップは製造プロセスが5nm→3nmへとシュリンクされるため、M1からM2への移行時よりも大きな変化が期待されています。M3シリーズのチップを搭載するMacとしてはじめに登場するのが、10月に予定されているエントリーモデルの13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、iMacです。

M3チップ

  • 8コアCPU(4個の高性能コアと4個の高効率コア)
  • 10コアGPU

MacBook Air、13インチMacBook Pro、Mac mini、iMac、iPad Pro、iPad Airなどに搭載される予定のSoC。コア数はM2チップのハイエンド構成と同じですが、搭載RAMは増えています。また、製造プロセスが5nm→3nmにシュリンクされてより省電力になっているので、コア数が同じままならさらにバッテリー駆動時間が延長されることになります。

M3 Proチップ

  • 12コアCPU(6個の高性能コアと6個の高効率コア)/ 14コアCPU
  • 18コアGPU / 20コアGPU

14インチMacBook Pro、16インチMacBook Pro、Mac miniに搭載されるSoC。M2チップから1〜2コア増えています。今回の情報では言及されていませんが、メモリ帯域や搭載RAMの変化にも注目です。

M3 Maxチップ

  • 16コアCPU(12個の高性能コアと4個の高効率コア)
  • 32コアGPU / 40コアGPU

14インチMacBook Pro、16インチMacBook Pro、Mac Studioに搭載されるSoC。高効率コアよりも高性能コアを重視した設計になっています。M3 ProやM3 Maxなどのハイエンドチップを搭載するモデルの登場時期については、年内には登場せず2024年になる見込み。

M3 Ultraチップ

  • 32コアCPU(24個の高性能コアと8個の高効率コア)
  • 64コアGPU / 80コアGPU

Mac Studio、Mac Proに搭載されるSoC。
M2 UltraよりもCPUコアとGPUコアが大幅に増加しています。

M3 Ultraを搭載するMac StudioとMac Proの登場時期は、早くても2024年末になるだろうと予想されています。

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