Apple Vision Proの早期購入者の一部が返品する動きを見せている件で、ふと思い浮かぶのが「返品するより転売したほうが儲かるんじゃ？」ということ。
Vision Proの予約が開始された当日には、海外オークションでかなりの高値で販売されていましたが、今はどうなっているのでしょうか？
ふと気になったのでチェックしてみました。
チェックしたのは、米国を拠点とする海外オークション大手のeBay。
Vision Pro関連の出品は大量にありますが、ほとんどが新品の転売商品になります。
実際に落札された価格をチェックしてみると、発売直後の2月上旬の相場は100万円〜150万円と異常な過熱感を見せていますが、2月下旬になると80万円ほどに落ち着いています。日本円表記なのでちょっと分かりづらい部分もありますが、発売直後の過熱感はかなり落ち着いたことが伝わります。
運が良ければ誰でも購入できる商品でありながら、それを横流しするだけでかなり儲かるというボーナスアイテムという点では、2024年で最も優れた転売商材であることは間違いないでしょう。
それでは、中古のVision Proの落札価格はどうなのかチェックしてみましょう。
2月上旬〜中旬にかけては、開封済み・使用済みの中古であっても販売価格よりも少し高く売れています。
ただ、オークション手数料を差し引くとトントンなので、これならAppleストアに返品したほうが手間もかからずお得かなという感じですね。Appleストアで返品拒否された物が出回っている可能性もありますけど。
そして2月下旬の現在は、中古価格がかなり下がってきています。今後はさらに下がっていくと思われます。
ヘッドセットは体に装着するデバイスということで、中古品はちょっと抵抗がある人も多いのでしょう。
- Source eBay
