iPhone 16には5つのモデルがあり、それぞれに同じA18チップが搭載されるということが予想されます。
その根拠とされているのが「モデル識別子」。
Apple製品には、一定の法則で付けられたモデル識別子があります。 例えば、iPhone 15では以下のようになっています。
- iPhone 15:「iPhone 15,4」
- iPhone 15 Plus:「iPhone 15,5」
- iPhone 15 Pro:「iPhone 16,1」
- iPhone 15 Pro Max:「iPhone 16,2」
通常モデルのモデル識別子は「iPhone 15」なのに、Proモデルの識別子が「iPhone 16」になっているのは、搭載されているチップの種類が違うからです。
今回、リーク情報として伝えられたiPhone 16シリーズのモデル識別子は、以下のようになります。
- iPhone 17,1
- iPhone 17,2
- iPhone 17,3
- iPhone 17,4
- iPhone 17,5
例年のモデルとの違いは、5モデルあること、そして全てのモデル識別子が「iPhone 17」に統一されていること。このことから、iPhone 16シリーズは全モデルに同じチップが搭載されるということがわかります。iPhone 15 Proに搭載されていたのは「A17 Proチップ」なので、その次のナンバリングにあたる「A18チップ」がiPhone 16シリーズに搭載されるということが予想されます。
奇しくもiOSとチップのナンバリングが18で統一されることにもなります。
AppleのAI機能である「Apple Intelligence」では、基本的な処理はオンデバイスで行いますが、それを実行するためには、これまでよりもパワフルなチップが必要です。そのためiPhone 16シリーズでは、通常モデルとProモデル間で基本的な性能が統一されることになるのでしょう。
フレームの素材、ディスプレイ、カメラ、バッテリーパックの違いはあるものの、処理能力は同じ。
iPhone 16では、AI機能の実装を最大のセールスポイントとして例年よりも強い買い替え需要が期待されます。通常モデルの大幅な性能アップも強いセールスポイントとなりそうですが、日本市場では円安が高い障壁となりそうです。
- Source MacRumors