(image: ここ1週間のAPPL株価)
WWDC 24のライブイベント開催後に、Appleの株価(APPL)が急上昇。
ライブイベント開催と共に売られ始め192ドルまで下げましたが、AIの発表後は下ヒゲを付けながら買いが続き、207ドルまで上げました。
「AI機能によってiPhoneの買い替えが促される」ことから、今後、Appleの売上は回復する との予想からAIの発表を好感したとみられます。
(image: 過去2年間のAPPL株価)
iOS 18にアップデートできるiPhoneのモデルは、iPhone SE 2やiPhone Xs以降。数年前のモデルまで広くサポートされています。しかし、AI機能のApple Intelligenceが使えるiPhoneのモデルは、最新のiPhone 15 Proと15 Pro Maxのみに限定されています。
秋に登場するiPhone 16では、通常モデルのiPhone 16とiPhone 16 PlusもApple Intelligenceをサポートすると予想されるので、Apple Intelligenceを使いたいiPhoneユーザーは、自ずとiPhone 16シリーズを購入することになります。
AI機能を使うためにハードウェア販売が好調になって株価が上がるという構図は、AI向けにGPUを販売するNVIDIAと良く似ています。
Apple Intelligenceに関しては、iPhoneにこだわらないのであれば、M1チップを搭載するMacやiPad Pro、iPad Airで体験するのがコスト的に安く済みます。実用性の面でも、そっちで体験すればいいかな?
Apple Inteligenceに対応するデバイス
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15 Pro
- M1 iPad Pro 以降
- M1 iPad Air 以降
- M1 MacBook Air 以降
- M1 MacBook Pro 以降
- M1 iMac 以降
- M1 Mac mini 以降
- M1 Max Mac Studio 以降
- M2 Ultra Mac Pro