Vision Proの対抗機種だったMetaの最上級XRヘッドセット、高額な製造コストにより開発中止へ

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Meta xrheadset
(image: Meta Quest Pro)

Metaが、ハイエンドXRヘッドセットの開発を中止したと報じられています。

このハイエンドXRヘッドセットは、AppleのVision Proに触発されたことで2023年11月より開発が開始されたばかり。2027年にリリースされる予定でしたが、製造コストがあまりにも高額であることから正式にキャンセルされたということです。

コードネーム「La Jolla」として開発されていたMetaのハイエンドXRヘッドセットには、Apple Vision Proと同じ技術のマイクロOLEDディスプレイが搭載される予定でしたが、このパーツの製造コストがかなり高額で、Metaが目標としていた1,000ドル未満の価格設定では製造することが不可能だと判断されたといいます。

1,000ドル未満という価格設定がトータルの製造コストのことを指すのか、それとも販売価格のことを指すのかは不明ですが、どちらにしてもApple Vision Proよりも安価に設定されていたことがわかります。

  • Apple Vision Proの製造コスト:約1,542ドル
  • Apple Vision Proの販売価格:3,499ドル / 599,800円〜

また、MetaがハイエンドXRヘッドセットの開発を中止した理由の1つとして、お手本となるApple Vision Proの販売が不調であることも影響していると考えられています。

Metaのヘッドセットの次期モデルとしては、「Meta Quest 4」が2026年中にリリースされる予定で、こちらはミッドレンジモデルとして現行の「Meta Quest 3」と同価格帯で登場すると予想されています。

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