Apple Magic Keyboardの一部のキーに劣化が表れてきました。ちょうど爪が当たる部分が摩擦で削れてしまっています。
刻印が削れて無くなるレベルを超越して、キートップが削れて凹んでしまっているんですね。AとSだけ。
Magic Keyboardのキーキャップは一般的なキーボードよりも薄くなっているので、このまま使い続けると下まで貫通しそうだなというわけで、ひとまず対策することにしました。
交換パーツは売っているのか?
まずは、交換用のキーキャップが販売されていないか?一生懸命調べてみました。
そしたら、ありましたよ!
アリエクに・・・。当然、Apple純正パーツではなく怪しいコピー品です。
しかも、足元を見ているのか、キーキャップ1個で1,500円くらいします。Apple純正のリペアパーツが出回っていないので、それでもちらほら売れてるみたいですが、今回摩耗しているキーはAとSの2個なので、それだけで3,000円近い出費。
キーキャップを2個交換するだけでそれだけ出すくらいなら、新品のキーボードに買い替えるでしょ──というわけで、怪しいキーキャップを注文するのはやめて、応急処置として、摩耗したキーを全く使わないキーと交換することにしました。
どのキーを移植するか?
摩耗したキーに移植するキーは、やっぱりファンクションキーでしょう。 その中から、こいつらは使わないなという「F5」と「F6」を移植することにしました。
Magic Keyboardのキーキャップを外す
作業はMacをシャットダウンしてから行いましょう。Keyboard本体の電源もOFFにします。
キーキャップを外す特殊工具としては、ポイントカードやSIMカードの外枠のような、どうでもいいカード類を用意します。これらのどうでもいいカードは掃除の時にも役に立つので、引き出しにでもストックしておくと便利。
キーキャップの下からカードを挿入。
テコの原理でキーキャップの爪を外します。
キーキャップの爪は4個所あり。
まずは下の爪を外してから、上を外します。
キーキャップを外したらホコリが結構入り込んでいました。
エアダスターで飛ばすとホコリが部屋中に舞うので、綿棒で綺麗にしておきました。キーキャップにも汚れが付いているので、ノンアルコールのシートで清掃しておきます。(アルカリ性のお掃除シートは厳禁!)
軽く掃除したら、摩耗したキーキャップと入れ替えます。
取り付けは、まず上の爪をパチっとはめてから下の爪をはめます。
摩耗したキーボードが無事復活!
応急処置としては悪くないですね。
ついでに、汚れているキーキャップを外して清掃。
キーの隙間などに汚れが溜まっていることがあるので、そういう物体Xを綺麗にしました。
スペースキーはちょっと特殊な構造になっていて、無理やり外すと壊しそうなので、カードをかませて浮かせた状態でホールドして掃除するだけにしました。
キーの入れ替えと簡単な清掃で、少しは延命できたはず。
とはいえ、キーボードの買い替えを検討する時期に入っているのは確かですね。次のキーボードはApple以外のメーカーにしようと思っています。
![Satechi スリム X1 Bluetooth バックライトキーボード マルチペア(スペースグレイ) (1ゾーン) (iMac, MacBook, iPadなど2012以降 Macデバイス対応)](https://m.media-amazon.com/images/I/41s8uRoEiwL._SL500_.jpg)
スペースグレイのアルミニウムボディが、Apple製品との親和性が高い。最大3台のデバイスとマルチペアリング。USB-Cポートで充電。バックライトキー。という一通りの機能を備えたコンパクトキーボード。Magic Keyboardからの移行組も多いみたい。
![Logicool MX KEYS mini for mac KX700MPG ミニマリスト ワイヤレス イルミネイテッド キーボード US配列 ペイルグレー 充電式 小型 薄型 bluetooth Logi Bolt Unifying非対応 USB-C-C mac iPad ios 無線 KX700 国内正規品](https://m.media-amazon.com/images/I/413S7CsGdTL._SL500_.jpg)
省スペースデザインで持ち運びも簡単。指先の形状に合わせた球状のキーが、滑らかで精確なタイピングを実現。最大3台のデバイスとペアリング。USB-Cポートで充電。自動調節のバックライトキーと、これも良さそうなキーボード。
キーボードなんてなかなか壊れないけど、メーカー保証も考慮したらLogicoolかな。