
先日発表されたApple M5チップは、スタンダードモデル向けのチップでありながら、過去のハイエンドモデル向けチップとほぼ同等のパフォーマンスであることがわかります。
Geekbench Browserに掲載されたApple M5チップ搭載MacBook Proのベンチマーク結果は、以下のスコアになります。
- シングルコア:4310
- マルチコア:17874
M5チップは10コアCPUを搭載していますが、シングルコアでは過去最高のスコアを叩き出しており、CPUコア単体のパフォーマンスはこれまでで最も優れているということになります。
10コアCPUをすべて使ったマルチコア動作時では、20コアのM1 Ultraチップや14コアのM3 Maxチップと同等のスコアとなっており、M5チップ搭載Macの製品価格を考えると、ものすごくコストパフォーマンスが高いことがわかります。
今後は、M5チップ搭載のMacBook AirやMac miniも発売される予定なので、価格と性能のバランスを重視するユーザーにとっては、これらのモデルの発表に期待したいところです。これらのモデルが、M1 Mac以来の高コストパフォーマンスなMacになるのは間違いないでしょう。
- Source Mac17,2 - Geekbench