11月8日に発売されるM4 Proチップを搭載するMacのベンチマークテスト結果が、 早くもGeekbenchに登録されはじめました。いったいどこから漏れているのか?については置いといて、ベンチマークスコアはどのくらいなのかチェックしてみましょう。
M4 Proチップについて
M4 Proは、最大10の高性能コアと4つの高効率コアで構成される最大14コアのCPUを搭載。GPUは最大20コアを搭載し、M4の2倍速いグラフィック処理性能を実現しています。RAMには、最大64GBの高速ユニファイドメモリが搭載されメモリ帯域幅は273GB/sとなります。
ベンチマークテストはCPUベンチとMetalベンチとなり、CPUとGPUのパフォーマンスを旧モデルのAppleシリコンMacやiPadと比較することができます。
M4 Proチップのベンチマークスコア
CPUベンチはこのような結果になります。
- シングルコア:3546
- マルチコア:21866
これまでのモデルと比較すると、2023年モデルのMac Studioに搭載されているM2 Ultraチップよりもパフォーマンスが高くなっています。
シングルコアのパフォーマンスが高くなっているので、コア数をそこまで増やさなくても高いパフォーマンスを発揮できることがわかります。
MetalスコアではGPUのパフォーマンスを知ることができます。
こちらはM1 MaxやM3 Maxとほぼ同等。
Proチップで最上級のMaxチップと同等のパフォーマンスということになります。
参考として、M1 MaxのGPUコア数は24か32。対するM4 ProのGPUコア数は16か20となり、M4チップはGPUコア単体のパフォーマンスもかなり向上しているということがわかります。
M1チップから始まったAppleシリコンは、M4チップになって格段に性能が向上しているので、M1 Macからの買い替え候補としてはちょうどいいモデルとなりそう。
- Source Mac16,7 - Geekbench