iPhone / iPod を運用していく上で必須の動作が、iTunesとの同期とデバイスの取り出しです。
iTunesに切り替えて、デバイスの一覧から指定して、右下の同期ボタンをクリック(もしくは右クリックメニューから同期)するというなんてことはない一連の動作ですが、毎回になってくると少しだけ面倒に感じるのが人間というもの。
そこで今回は、Mac の AppleScript を使って、この「同期・取り外し」をショートカットキーで操作出来るようにする簡単な方法をご紹介します。
iPhoneを同期・取り出しするAppleScriptを作成する
Automatorを起動して、ライブラリ > AppleSctiptを実行 を選択してドラッグ&ドロップ。
下記のコードをコピペして、ファイル > 別名で保存 > アプリケーションとして保存 を選択します。
iPhone 同期用コード
on run {input, parameters}
try
tell application "iTunes"
repeat with s in sources
if (kind of s is iPod) then update s
end repeat
end tell
on error
display dialog "エラーです"
end try
return input
end run
iPhone 取り出し用コード
on run {input, parameters}
try
tell application "iTunes"
repeat with s in sources
if (kind of s is iPod) then eject s
end repeat
end tell
on error
display dialog "エラーです"
end try
return input
end run
完成品のダウンロード
出来たAppleScriptはそのままDockに登録して使用しても良いのですが、それだと結局マウスを使っているし、なんとなく腑に落ちない感じがするので、さらにショートカットキーを割り当てて実用性をアップしましょう。
ショートカットキーを割り当てる
アプリケーション等にショートカットキーを割り当てる「Apptivate」を使えば、作成したAppleScriptをショートカットキーで実行できるようになります。
ただし、すでに他のアプリケーションで使用されているショートカットキーは登録できないので、設定できるキーの組み合わせのバリエーションはあまり多くはありません。上の写真では、「control + cmd + ↑」で同期「control + cmd + ↓」で取り外すように設定してあります。
(参考サイト)