iPhoneがGPSの位置情報を勝手に収集、Cydiaで対策パッチが公開

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iPhoneやiPadがiOS 4へのアップデート以降、約10ヶ月間の位置情報を勝手に保存していたという衝撃の事実が判明して、ちょっとしたニュースとなっています。Appleがこれを利用して何かをしている事実は無いそうですが、位置情報を保存している事はこれまで明らかにされていませんでした。

位置情報は「consolidated.db」というファイルに暗号化されずに保存されているので、脆弱性から位置情報が漏れることも考えられるとのこと。万が一、位置情報が洩れてしまうと色々と不都合が生じる恐れのある立場の人も居るでしょうし、セキュリティだけでなくプライバシーの観点からも問題視されているようです。

この衝撃の発表と共に公開されたMac用のツール「iPhoneTracker」を使えば、デバイスに保存されている位置情報を地図上で可視化することができます。

(このツールで表示される位置情報の精度はそれほど高くありませんが、実際に保存されているデータには秒単位で経度・緯度が記録されているそうです。)

[ WIRED VISION, techcrunch, engadget ]

手動で無効にすることはできない

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続報によると、たとえ「位置情報サービス」そのものを無効に(設定 > 一般 > 機能制限 > 位置情報 から)しても、位置情報の収集は停止されないとのことです。

現状でこの位置情報の収集を停止するには、iPhone自体の電源を落とすか、Jailbreakして下記のパッチをインストールするしかありません。

位置情報の収集を防止するツール

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Jailbreakしているユーザー限定ですが、Cydiaで配信されている「untrackerd」なるパッチをインストールすると、位置情報の収集を防止する事ができます。

これはインストールするだけで、特に設定は必要ありません。

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