YouTubeの成長と共に、ジワジワ人気が出て来たような気がするアクションビデオカメラ。今回ご紹介するのは、JVCのADIXXIONこと「GC-XA1」というモデルです。
アクションビデオカメラを購入するにあたって、当初は、この分野で定番となっているGoPro HERO3を狙っていましたが、入荷が遅かったりセットを揃えると高額になることから、コストと性能のバランスが良さそうなこちらにしました。
実売価格で予備のバッテリーパック1個とセットで約2万円ですから、この手のカメラとしては比較的安い部類に入ります。
GC-XA1の主な特徴
- 126gと軽量ボディ。
- そのままの状態で、5m防水 / 2m耐衝撃 / 防塵 / -10℃耐低温のタフネス仕様。
- 録画した動画は、mp4形式で出力されるので編集しやすい。
- 1080 p / 30fpsで1時間撮影した場合のファイルサイズは約8GB程。
- バッテリーパック1個で1時間の1080 p動画撮影が可能。
- Wi-Fi接続で、iPhone / Androidアプリからカメラアングルなどが確認できる。
- ケースが無いので、風切り音の対策が各自で必要。
- GoProで言うところの側面にカメラが付いている形状なので、ヘルメットマウントなどでは風の抵抗を受けにくい。反面、ボディマウントには向いておらず、そのせいか純正オプションでボディマウントできるショルダーなどは出ていない。
付属するアクセサリー
- バッテリーパック(BN-VH105)
- USBケーブル(Aタイプ-ミニBタイプ)
- ゴーグルマウント(MT-GM001)
- フレキシブルマウント(MT-FM001)
- フレキシブルマウントベース
- レンズプロテクター(2枚入り)(GL-LP001)
- ドライバー
- LCD保護フィルム
小さな液晶画面で各種操作や映像確認ができます。
三脚穴は、底面と側面の2箇所にあり。
SDカードは東芝とSandiskがメーカー推奨のようですが、Transcend SDHCカード 32GB Class10でも問題無く使えています。
傷防止のレンズカバーを付けて、ヘルメットに殿様マウントの図。
3Mの相当強力な両面テープで取り付けるので、あまり不安感はありません。念のため、ヘルメットの脱脂にはウェットティッシュなどではなく、パーツクリーナーで完全に脱脂するのがおすすめです。
Wi-Fi接続でiPhoneからカメラアングルを確認する
この機能は、バイクで殿様マウントするときのカメラアングル確認にはとても便利。というか、コレが無いとカメラアングルの調節が難しいです。
まず、本体の電源ON > MENUボタン > 無線LANメニュー > モバイル用無線LAN を選択。Direct Modeとあるので決定ボタン(録画ボタン)でWi-Fiが有効になります。
Wi-Fiを有効にしてから1分間ほど待って、iPhoneの 設定 > Wi-Fi で対象のネットワークを選択してGC-XA1に接続。iPhoneアプリのWiVideoを起動してログインします。(パスワードは0000。)
ちなみに、GC-XA1のWi-Fi通信は、動画撮影を開始すると3分後に自動的に終了するようになっているので、カメラアングルを調節して録画を開始したら、ヘルメットを脱いでわざわざWi-Fiを終了しなくてもそのままでかまいません。
このiPhoneアプリのWiVideoの動作自体は、ちょっと不安定というかクセがあって、アプリを使用してバックグラウンドで待機中に、GC-XA1と再びWi-Fi接続しようとすると一時的に固まる時があります。なので、一度使用したらホームボタン2回押しから完全にアプリを終了させておくようにしています。
カメラアングルの確認と調節に一時的に使用するだけで、頻繁に利用するアプリではないのであまり気にはなりません。
バイクマウント時の参考動画
- SourceスポーツカムGC-XA1製品情報 | JVC