HDDを選ぶ際には、容量・価格・メーカーブランドなどを気にしますが、一体どのメーカーのHDDが長持ちするのでしょうか？
Backblaze Blogが発表した調査データによると、主要なHDDメーカーである Seagate / Western Digital / 日立HGST のうち、購入してから3年後も故障せずに動作していたHDDが最も多かったメーカーは、日立HGSTで96.9%。その次にWDで94.8%、Seagateが73.5%という結果になっています。
グラフを見てみると、日立HGSTは横ばいを維持していますが、WDは購入後2ヶ月程で初期不良なのでしょうか、微妙に落ちてから横ばいを維持しています。
最下位のSeagateは2年目にさしかかる頃にガクッと落ちて滑らかな下降線を描いていることから、製品の寿命にかなりムラがあるようです。
ただし、この調査に用いられたHDD 27,134台の内、Seagateが12,765台、日立HGSTが12,956台なのに対して、WDはわずか2,838台にしか過ぎず、統計データとしては信頼性に欠けるものがあります。
そして、耐久性ナンバーワンとなる日立HGSTも、2012年にWDに買収されHGSTというブランドになってからは、WD品質となることから、現行のHDDメーカーで実質的に耐久性ナンバーワンになるのは、このグラフでは最も悪い結果となったSeagateかもしれません。
- Source Backblaze Blog
- Via lifehacker
