Apple初のワイヤレススピーカー「AirPods」は、顧客満足度が非常に高いという調査結果が発表されました。発表したのはTech.pinionsで、「AirPods」ユーザー942人を対象としたアンケート調査からの統計データになります。
それによると、82%が「非常に満足している」、16%が「満足している」と回答。
98%のユーザーが“満足度”を感じているという結果が出ています。
これはこれまでのApple製品の初物の中でも、最も高い結果。
こんなに品薄なのに・・・凄いですね。
過去には「iPhone」や「iPad」が92%、「Apple Watch」が97%という結果が出ていますが、それよりもユーザーからの評価は高いようです。一方で、初物に手を出すのは熱心なAppleファンなので、満足度が高い傾向になるのは当然・・・という見方もできます。
では、具体的にどの部分に満足度を感じているのでしょうか?
満足度の高い順が以下の通りです。
AirPodsで満足度の高いポイント
- 充電時間(98%)
- AirPodsケースのデザイン(97%)
- iPhoneとのペアリングのシームレスさ(97%)
- バッテリー駆動時間(95%)
- 快適性(95%)
- 耳とのフィット感(93%)
これを見ると、「AirPods」は、信頼性に劣った安物のBluetoothイヤホンで嫌になるポイントを全てカバーしていて、それが満足度の高さに繋がっていることが伺えます。
安物のBluetoothイヤホンはワイヤレスで使えて一見すると快適ではありますが、実際に利用するようになるとデバイスとのペアリングが面倒に感じてしまいます。またバッテリー駆動時間もかなり短く、中華メーカーの安物ならバッテリーがハズレの場合もあります(充電しても充電されず、いつの間にか潰れていることも・・・)。
快適性、シームレスさ、フィット感、全てにおいて不満点が残る安物のBluetoothイヤホン。
今のところは、ワイヤレスという点と安さで勝負できていますが、かつてmp3プレイヤーが「iPod」に駆逐された様に、今後はBluetoothイヤホンというカテゴリも本物志向に徐々にシフトしていくのかもしれません。
- Source Tech.pinions