米Yahoo.comがネット事業の売却を検討、TumblrやFlickrはどうなる?

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米Yahooが低迷するインターネット事業を売却するかもしれない、とWSJが報じています。

米Yahooは、中国ネット通販大手のAlibabaの株式の15%(32億ドル相当で、米Yahooの時価総額である31億ドルより上回っている)を保有しており、これを売却するかインターネット事業を売却するかの二者択一で、後者を選択する方向で検討しているとのことです。

米Yahooのインターネット事業の買収に感心を寄せている企業としては、携帯キャリアのVerizon(つい最近AOLを買収した)、新聞・出版企業のニューズコープ、投資ファンドのTPGキャピタルなど米国の企業が挙げられています。

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現在、Yahoo.comが提供している数十種類のWebサービスの中で日本の利用者も多いのが、写真共有サービスのFlickrとミニブログのTumblrです。(Flickrは2005年に、Tumblrは2013年に米Yahooが買収して傘下になった)

比較的品の良いユーザーが多いFlickrはともかく、ネットジャンキーが多用しているTumblrの方は、サービス開始当初から一貫してフリーダムな空間を提供する姿勢を貫いていますが、今後どこかのお堅い企業に買収された場合、利用規約の大幅な変更がもたらされる可能性も懸念されます。収益は出ているので、買収されてもサービスは継続されると思いますが、果たしてどういった判断が下されるか?今はまだ分かりません。

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