iFixitが、9.7インチ「iPad Pro」の分解レポートをアップしています。
設計的には「iPad Air 2」ベースといった感じで、12.9インチ「iPad Pro」とは構造にかなりの違いが見られます。ロジックボードやバッテリーの配置はまさしく「iPad Air 2」そのもので、バッテリー容量に関しても殆ど差がありません。
当初、噂では「iPad Air 3」とされていたのは、こういった理由からかもしれませんね。
バッテリー容量
- 9.7インチiPad Pro:7306 mAh, 27.91 Whr
- 12.9インチiPad Pro:10307 mAh, 38.8 Whr
- iPad Air 2:7340 mAh, 27.62 Whr
分解・修理のし易さを数値化したスコアでは、10点満点中たったの2点となっています。(12.9インチ「iPad Pro」が3点、「iPad Air 2」は2点)
その理由としては、ディスプレイアセンブリーを外す際に破壊してしまいそうになるほど、非常に強力な接着剤が使用されていることが挙げられています。これは「iPad Air 2」でも指摘されていたポイントですが、構造的に同じなのでウィークポイントも同じ様です。
RAMはSamsun製、NAND FlashはSK Hynix製が採用されています。