iPhone 6 Plusでタッチ操作ができなくなる不具合、集団訴訟へ

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IPhone6Plus Touchdisease 03

先月、「iPhone 6 Plus」のタッチ操作ができなくなる症状(俗称:タッチ病)が相次いで報告されましたが、この問題をめぐってAppleを相手取った集団訴訟が起こされています。

裁判の結果によっては、リコール扱いになり無償修理が行われるようになるかもしれません。

IPhone6Plus Touchdisease 04

タッチ病の原因としては、タッチ操作を制御するICチップにあります。ロジックボードに取り付けられているこのICチップは、取り付け位置があまり宜しくないようで、使用していると次第にロジックボードとの接触不良を起こし、それが原因でタッチ操作が効かなくなるとされています。

IPhone6Plus Touchdisease 02

経年劣化で発生する症状なので、今になって報告が相次いでいるというわけですね。ちなみに、「iPhone 6 Plus」の故障原因の11%がこのICチップなんだとか。

「iPhone 6」では発生せずに「iPhone 6 Plus」でのみ発生する理由としては、本体の大きさが影響しているとされています。ポケットに入れたりして本体がたわむことでロジックボードも歪み、その結果、ICチップとの接触不良が発生し易いということです。

IPhone6Plus Touchdisease 01

タッチ操作を制御するICチップの取り付け位置は、「iPhone 6s」「iPhone 6 s Plus」になって変更されていることから、Appleは早々にこのハードウェア設計の欠陥について気づいていたと考える人も居るようですが、現在の所、Appleはこの不具合を一切認めないという姿勢を貫いています。

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