Amazonが販売しているSTB「Fire TV」が突如品薄状態になり、納期が5〜7週間に延長されています。いきなりここまでの品薄になった理由は不明ですが、これが色々と憶測を呼んでいます。
Fire TV品薄の理由は?
- 「Fire TV」の新型が登場する説(USでは品薄ではないのでこれは無さそう)
- 日本国内で「Fire TV Stick」新型発売の為に、「Fire TV」を意図的に品薄にしている説(十分あり得る)
- 2/25より開幕されるJリーグ 2017シーズンの生中継が独占配信される「DAZN」に対応しているから、Jリーグファンに売れている説(普通にあり得る)
「Fire TV Stcik」の新型は、既にUSのAmazonで販売されているものです。CPUがデュアルコアからクアッドコアになり、音声認識付きリモコンが付属しています。
旧型の在庫は豊富なようですので、「DAZN」特需を上手く利用して在庫処分しようとしている?
「DAZN」とは、スポーツライブ中継のストリーミングサービスです。(月額1,750円)
日本上陸に伴い、Jリーグの全試合を独占ライブ配信することになったので、Jリーグの試合をライブで見るには、このサービスを利用しなければなりません。
対応しているデバイスはこちら。
現状対応しているデバイスは、ブラウザやiOSアプリ、(AirPlay経由で)Apple TV、Androidアプリ、Xbox One、一部のスマートTV、そして「Fire TV Stick」と「Fire TV」。
「Fire TV Stick」にも対応していますが、接続がWi-Fiのみになる為、Wi-Fiが届きにくい部屋や干渉するデバイスがある場合は、安定して動画の視聴ができないというデメリットがあり、それで、有線LANで接続できる「Fire TV」が珍重されている傾向があるようです。
今後、「PS4」や「PS3」「Apple TV」での視聴にも対応するようですが、Jリーグの開幕までに間に合わせるには「Fire TV」が一番良い選択というわけです。
単なる品薄にも様々な事情やニーズが絡み合っているんですね。
- 参考 Jリーグ.jp