今年発売される3モデルのiPadの内、完全新型となる「10.5インチ iPad」について、本体サイズや画面の解像度についての新情報が出ています。
この情報は、IHS MarkitのディレクターRhoda Alexander氏が、Forbsのインタビューに答えた内容からのもので、それによると、画面サイズは10.5インチですが、本体サイズは「9.7インチ iPad Pro」と同じになるとのこと。ベゼルの面積が小さくなったことで、本体サイズを上げずに画面サイズを大きくすることが可能になった模様。そして、どうやら「iPad Pro」のようです。
まとめると、「10.5インチ iPad Pro」は本体サイズ 240 x 169.5 mmで、10.5インチの画面を備え、解像度は 2,224 x 1,668 px, 264ppi になります。
本体サイズが「9.7インチ iPad Pro」のままということで、専用の「Smart Keyboard」はそのまま使えるでしょう。また、現行の「9.7インチ iPad Pro」については、このままラインアップに残り、価格は599ドルから100ドル値下げされた499ドルからとなり、新しい「10.5インチ iPad Pro」は599ドルからで販売されると予想されています。
また、3月に発表が予定されているエントリーモデルの9.7インチ「iPad」について(9.7インチばかりで若干ややこしいですが)は、販売価格が299ドルからになるということです。前モデルの「iPad Air 2」は399ドルからだったので、100ドル値下げしての販売となり、より身近な存在となりそうです。
安くて十分なスペックと大きさを兼ね備えた実用モデル。売れ行きが鈍化しているタブレット市場に、ちょっとした刺激を与えるモデルとなるかもしれませんね。
そうなると気になるのが「iPad mini 4」の存在ですが、Rhoda Alexander氏によると値下げは無さそうということです。
- Source Forbes