「10.5インチiPad Pro」の販売が開始され、Geekbenchによるベンチマークテスト結果が公開されました。
スペックはA10X(3コア)でRAMは4GB、この時点で「9.7インチiPad Pro」とは別物ということが分かりますが、複数ソースあるベンチマークテスト結果をみると、スコアはシングルコア動作時で3900前後、マルチコア動作時で9300前後となっていて、あの「iPhone 7 Plus」よりも上です。
特にマルチコア動作時のスコアは圧倒的で、これまでのiOSデバイスの中で最もハイスペックな機種に位置づけられます。
Geekbench 4のベンチマークスコア
10.5インチ iPad Pro
- CPU:A10X @ 2.38GHz(3コア)
- RAM:4GB
- シングルコア動作時: 3915
- マルチコア動作時:9387
9.7インチ iPad Pro
- CPU:A9X @ 2.26GHz(2コア)
- RAM:2GB
- シングルコア動作時: 3016
- マルチコア動作時:5080
12.9インチ iPad Pro(初代)
- CPU:A9X @ 2.26GHz(2コア)
- RAM:4GB
- シングルコア動作時: 3094
- マルチコア動作時:5286
iPhone 7 Plus
- CPU:A10 Fusion @ 2.34GHz(2コア)
- RAM:3GB
- シングルコア動作時: 3442
- マルチコア動作時:5691
グラフィック処理能力も格段に向上。
カメラ性能もアップしているっぽい。
(左)10.5インチの方が芝生が鮮明。
(左)10.5インチのカメラは、壁の質感や汚れまでくっきり表示。
(右)9.7インチの方がぼやけている印象。(ただし、この場合はこっちのほうが綺麗だといえるかも)
- Source iOS Benchmarks
- Source AlphaMikeさんのツイート