正式発表された「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」について、簡単にまとめていきます。
まず、これまで二転三転したネーミングは、「XS(テンエス)」「XS Max(テンエスマックス)」「XR(エックスアールじゃなくてテンアール)」となりました。Apple公式の表記をみると、Sは機種依存文字のSになっていますし、Rは大文字のままですがフォントサイズがRの部分だけ小さくなっていて、なんだかよく分からないこだわりを感じさせます。事前のリーク情報で小文字か大文字かでバラけたのは、これが原因だったんでしょうね。
Appleニュースルームの記事では「iPhone Xs(小文字)」「iPhone XR(大文字のままフォントサイズが小さい)」となっていて、これまた混乱させてくれますが、個人的には大文字で統一したほうが分かりやすいかな?と思います。
「iPhone XS」「iPhone XS Max」の予約注文は9月14日の午後4:01からで、9月21日発売。
「iPhone XR」の予約注文は10月19日からで、10月26日発売。
価格はかなり高くなったけど、旧型モデルは値下げ
価格は、「iPhone XS」が112,800円〜。
「iPhone XS Max」が12,4800円〜。
「iPhone XR」が84,800円〜。
すべて税別表記。来年もし増税されて10%になったら・・・かなり高級路線のスマホになりますね。
ただ、「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」といった旧モデルも値下げして販売が継続されるので、金がねえ!という人はそちらを選ぶこともできます。
A12チップ搭載でバッテリー駆動時間が大きく延長
3機種共にA12 Bionicチップ、Face ID対応、デュアルSIMを搭載。
7nmプロセスのA12 Bionicチップにより、バッテリー駆動時間が旧型モデルよりもかなり延長されました。
「iPhone XS」と「iPhone XR」のスペックの違いとしては、フレームの素材がステンレススチールかアルミニウムか、ディスプレイが有機ELか液晶か、カメラがデュアルレンズかシングルか、あとはRAMや内蔵ストレージの容量など。
本体カラーは「iPhone XS」がシック路線、「iPhone XR」はポップ路線。
「iPhone XR」には、最初からいきなりProduct REDがラインアップされています。
iPhone XS(アイフォーン テンエス)
- A12 Bionicチップ
- 5.8インチ有機ELディスプレイ
- 2436 x 1125、458ppi
- デュアル12MPカメラ(広角ƒ/1.8、望遠ƒ/2.4)
- IP68等級防水防塵
- iPhone Xより最大30分長いバッテリー駆動時間
- デュアルSIM(nanoSIMとeSIM)
- 64GB / 256GB / 512GB
iPhone XS Max(アイフォーン テンエス マックス)
- A12 Bionicチップ
- 6.5インチ有機ELディスプレイ
- 2688 x 1242、458ppi
- デュアル12MPカメラ(広角ƒ/1.8、望遠ƒ/2.4)
- IP68等級防水防塵
- iPhone Xより最大1.5時間長いバッテリー駆動時間
- デュアルSIM(nanoSIMとeSIM)
- 64GB / 256GB / 512GB
iPhone XR(アイフォーン テンアール)
- A12 Bionicチップ
- 6.1インチ液晶ディスプレイ
- 1792 x 828、326ppi
- 12MPカメラ(広角ƒ/1.8)
- IP68等級防水防塵
- iPhone 8 Plusより最大1.5時間長いバッテリー駆動時間
- デュアルSIM(nanoSIMとeSIM)
- 64GB / 128GB / 256GB
- Source iPhone XS - 仕様
- Source iPhone XR - 仕様