Appleが、2017年度第1四半期(2016年10月〜12月末)の業績を発表しました。
「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」の販売が好調だったことから、売り上げ高は784億ドルで過去最高を記録、1年ぶりの増収となりました。ただし、純利益は3%減で1年連続の減益となっています。減益になった理由としては、販促の為の広告費や研究開発費がかさんだことが原因とされています。
国別の売り上げでは日本が20%増、中国は12%減
売り上げ高を国別でみると、アメリカが最も多く、次いでヨーロッパと中国、日本は4番目でその他のアジア地域と変わりませんが、伸び率は最も高くて20%増。アメリカは9%増、その他アジア地域も8%増、中国のみ12%減となっています。
日本におけるApple製品は、本国以上に鉄板みたいですね。(ブランド好きな国民性)
売れなくなった「iPad」、売れるようになった「iPhone 7 Plus」
端末別の販売台数では、「iPhone」が5%増、「iPad」が19%減、「Mac」が1%増となっています。「iPad」が売れなくなってきているというのは良く目にしますが、「iPad」だけが19%減というのは何か原因があるのでしょうね。
(「iPad mini」の新型を出さなかったのが影響している?)
不振な「iPad」の一方で好調をキープし続けている「iPhone」ですが、今回の新型モデル「iPhone 7」では、5.5インチの「iPhone 7 Plus」も売れているという話です。
これまでの5.5インチモデルはただ大きいだけでしたが、今回、デュアルレンズカメラが搭載されたことで、4.7インチモデルと差別化できたのが大きいようです。売れたということで、5.5インチモデルは「iPhone」のラインアップからしばらく消えることは無さそうですね。
- Source Apple、記録的な第1四半期業績を発表
- Via 朝日新聞デジタル
- Via Mac Rumors