9.7インチ「iPad (2017)」はコストダウンの塊だった

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IPad 2017 bunkai 01

iFixitが、9.7インチ「iPad (2017)」の分解レポートを公開しました。

「iPad Air 2」の後継モデルとなりますが、設計や大きさは「iPad Air 2」ではなく「iPad Air」に酷似していて、「iPad Air」の再来か?と称されています。

上の比較写真は、左が「iPad Air」右が「iPad (2017)」になりますが、見ての通り殆ど一緒です。

共通のパーツも幾つか散見され、液晶アセンブリとバッテリーは「iPad Air」に搭載されていた物と同じ物だとみられています。バッテリーの取り付け方も全く同じなので、バッテリーの交換にはかなり苦戦するだろうとされています。

「iPad Air 2」より厚みが増したのは、持ちやすさを考慮したわけでは無く単なるコストダウンの影響のようですが、液晶パネルとデジタイザーが分離していて修理しやすいというメリットもあるにはあるようです。

IPad 2017 bunkai 02

 

  • Apple製 A9プロセッサ
  • Samsung製 LPDDR4 2GB RAM
  • SK Hynix製 32GB NAND Flash
  • LG製?液晶アセンブリ(「iPad Air」と同じ物の可能性)
  • バッテリー 8827mAh(「iPad Air」と同じ物の可能性)

蓋を開けてみれば、コストダウンの塊のようなタブレットだった「iPad (2017)」。
ネーミングをシンプルにしたというのも単なる後付けで、コストダウンで分厚くなり「Air」じゃなくなったから、という本当の理由が透けて見えます。

A9チップ搭載なのが唯一の救いですが、「iPad Air 2」から退化している部分もあるので、一概におすすめはできない機種といえそうです。

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