Photoshopで200層のレイヤーを扱えることがデモンストレーションされた新型iPad Pro。
早くもベンチマークテスト結果がアップされ、具体的なスペックが明らかになりました。
ベンチマークテストが行われたのは12.9インチ 1TBモデルで、A12Xチップは8コア、RAMは6GBとなっています。通常、iPad Proは4GB RAMが搭載されていますが、1TBモデルのみ6GB RAMを搭載しているようです。
そんな6GB RAMを搭載したモデルのベンチマークスコアは、シングルコアで5020、マルチコアで18217というスコアを叩き出しています。
比較用のベンチマークスコア
- iPhone XR:4795 / 11154
- iPhone XS:4795 / 11227
- iPhone 8:4222 / 10125
- iPad Pro 10.5インチ:3913 / 9327
- Mac Pro (Late 2013):3811 / 17976
- MacBook Pro (Mid 2018):5136 / 17601
現行のiOSデバイスでダントツトップ。
マルチコアならMacにも並びます。
1TBモデルは11インチで172,800円 (税別)、12.9インチで194,800 (税別)もしますから、価格もMac並なんですけどね。
この他、処理能力・グラフィック能力の高さを証明するための面白い比較対象として、据え置きゲーム機が挙げられています。
新型iPad Proをゲーム機としてみた場合、MicrosoftのXbox One Sと同等のグラフィックのゲームを動かすことができるといわれています。
Xbox One XじゃなくてOne Sというあたりがちょっと微妙というか、へえ・・・って感じがするのでこの比較はあんまり意味がないかも。
デザインに対するツッコミとしては、ベゼルレス(というか薄型ベゼル)になったことで、画面の四隅のラウンドコーナーと本体のラウンドコーナーの角度が同じではないので妙な違和感を感じる方もいるようです。言われてみれば気づくレベルの違和感ですが、確かにiPhone XSやiPhone XRは角度が同じで一体感があるのに対して、iPad Proはちょっと違いますね。
本体のラウンドコーナーを画面の角度と同じにしてしまうと角ばりすぎるので、どうしてもこうなってしまうんでしょうけど。薄型ベゼル化による弊害といえばそのくらいでしょうか。
- Source Geekbench Browser
- Source The Verge