TVドラマ版「ザ・ミスト」が打ち切り決定、理由はつまらないから!

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Themist is dead

えっ、あの「ミスト」がドラマ化!?(ワクワク)観てみたら・・・(ガッカリ)でお馴染みの、Spike TVの海外ドラマ「The Mist」が、シーズン1で打ち切られることが正式に決定したようです。

売り切りの理由は、観た人なら納得のはず。
あまりにも“内容がつまらなかった”からです。

このドラマ、シーズン1の10話を全部観た人は、世界的にみてもかなり少数派なんじゃないでしょうか?主なターゲット層を18歳〜49歳の男性に設定していたようですが、その層に全く人気がなくて、視聴率も鳴かず飛ばずだったようです。

これと似たようなSFパニック物で打ち切りドラマとしては、例の「アンダー・ザ・ドーム」がありますが、あちらはまだ導入部分がワクワクする展開だったのに対して、この「ミスト(2017)」に関しては、第1話から全く引きが無い展開でしたから・・・シーズン1で打ち切られたのは当然の結果だといえます。

フランク・ダラボン監督・脚本で映画化された「ミスト(2007)」と比べると・・・というか、比べることすらおこがましい内容でした。

凝縮してまとめた映画と複数シーズンを予定して制作されたTVドラマとではそりゃ違うでしょ?という意見もあるかもしれませんが、このドラマに関しては、そもそも比較する水準にも達していません。

  • 有名過ぎる映画版への対抗意識からか、引き伸ばし前提のドラマ化による弊害か、霧が発生して1箇所のスーパーマーケットに閉じ込められるのではなく、3、4箇所に分散して籠城。それだけでも微妙なのに、さらにそいつらの過去のどうでもいい回想シーンがやたら入るので、誰がどこで何をしているのか把握できなくなる。
  • 主人公の嫁、マリリン・マンソンみたいなエモ野郎など、やたらクセが強いルックスの登場人物ばかりで、感情移入できるキャラがほぼ居ない。
  • 主人公の兄貴が実は主人公の嫁にお熱だったとか、主人公の嫁が昔はイケイケだったとか、ホントどうでもいい設定で、序盤から引き延ばそうとしてくるのにウンザリする。
  • 籠城している閉塞感・緊迫感が全くない。
  • クリーチャーがショボイ。
  • 唯一の目の保養になるイケメンと主人公の娘が幸せにならない。

「ウォーキング・デッド」もそうですが、フランク・ダラボンの有無はかなり大きいですね。

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