iPhone Xの「Face ID」は顔のよく似た親子間でもパスすることができる

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Okan no iPhoneX faceidhack 01

母親のiPhone Xを息子が顔認証をパスしてロック解除する動画が、YouTubeで話題となっています。

iPhone Xに搭載されている顔認証システムの「Face ID」は、生産効率を上げるためにあえて精度を落としたとされています。その為か、これまでに、双子で実験して簡単にパスされ、さらにはスマホで3Dスキャンして作ったヘンてこなマスクでもパスされましたが、今回のこの結果は、これまで以上の衝撃です。

Okan no iPhoneX faceidhack 02

顔認証に失敗することなく、一発でロック解除に成功!

元々、「Face ID」の認証精度のレベルは、双子には通用しないと明記されていますし、13歳以下の子供に関しても正常に認識できない場合があると明記されているので、この結果についてもAppleは恐らく認識していたかと思われます。

男の子は母親に、女の子は父親に似るとされていて、この母子のように、中にはホントそっくりな親子もいます。 

そういう、親にそっくりな子供がいるご家庭の場合は、「Face ID」を使わずにパスコードで運用するのがベストかもしれません。(ちょっと不便ですけど)

ちなみに、ちょっとしたトリックを使って、兄弟間などでも顔認証をパスすることもできるようです。

「Face ID」は認証に失敗するとパスコード入力を求めますが、このパスコードを入力するとその顔のスキャンデータを修正しようとします。その時にスキャンデータとは別の兄弟の顔を使えば(パスコードの入力を別の兄弟が行う)、「Face ID」はその顔のデータも学習してしまい、兄弟間で顔認証をパスすることができる場合もあるのだそうです。

実際に、そのトリックを使ったと思われる動画もYouTubeではかなりアップされているようですが、今回のこの母子に関しては、そういうトリックを一切使っておらず、「Face ID」の認証精度のレベルを知る上で貴重なケースとなりそうです。

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