「iOS 11.3」プレビューで明らかになっている新機能、電源管理OFF、ARkit 1.5、AirPlay2

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Ios11 3 animoji 

今春リリース予定の「iOS 11.3」のベータプレビューが提供開始され、新しい機能が発表されました。

「アニ文字」にライオンやドラゴンなど16種類が追加、「ARKit 1.5」により看板やポスターなども検出できるようになり、新機能の「Health Records」では自分の医療データを一覧できるようになり、スマートスピーカー「HomePod」の登場に向けてマルチルームオーディオが使える「AirPlay 2」がサポートされました。

そして、電源管理機能のオン・オフ機能についても予定されています。

オフにできる電源管理機能

バッテリーとパフォーマンスの設定から、予期しないシャットダウンを防ぐ電源管理機能をオン・オフできるようになる。この機能が使えるのは、電源管理機能の対象機種(iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus)のみとなります。

看板やポスターも認識するARKit 1.5

バージョン1.5のARKitでは、壁やドア、ポスターといった垂直面のオブジェクトも検出・認識できるようになりました。

例えば下の写真のように、ポスターにiPhoneをかざすと3Dモデルが出てきて360度チェックできるということも可能。商用利用なら、広告看板にかざすとキャラクターが出てくるとか、色々と使える幅が広がります。

ARKit1 5

iOS 11.3とtvOS 11.3で「AirPlay 2」をサポート

「Apple TV 4」「Apple TV 4K」そしてスマートスピーカー「Home Pod」といった複数のデバイスで、音楽をストリーミング再生できるようになります。

メッセージのiCloud対応

Messagesonicloud

「メッセージ」アプリのデータをiCloudに保存できるようになります。
これにより、メッセージの内容や添付ファイルがバックアップされるようになり、iPhoneやiPadとMac間で同期されます。

iCloudの設定でオフにもできるので、こんな機能は不要だという人も安心。

その他の機能

  • App Storeでファイルのアップデート時、アップデートの容量が表示される。
  • Apple Musicでミュージックビデオが視聴できるようになる。
  • Apple Newsの動画ニュース対応と機能向上。これまで以上に簡単に最新の情報に詳しくなれる。
  • デベロッパは既存のアクセサリをHomeKitに対応させることができる。
  • Advanced Mobile Location(AML)対応により、この機能に対応している国の警察や消防、救急などの緊急サービスに電話を掛ける時、利用者の現在位置が自動的に送信されるようになる。

「iOS 11.3」のリリース時期は、3月後半になると予想されています。 

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