Apple、MacBookやMacBook Proのキーボードにホコリやゴミを侵入させない特許

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MacBookKeyboard Patent 01

Appleが取得した新しい特許で、MacBookとMacBook Proのキーボードに関するものが発見されました。

MacBookとMacBook Proのキーボード内部に侵入するホコリやゴミをシャットアウトする改善策で、将来的に搭載される可能性が高いとみられています。

現行のMacBookやMacBook Proのキーボードは、シザー構造(パンタグラフ式)ではなくバタフライ構造のキーボードが搭載されています。

このバタフライ構造のキーボードは、キーストローク(キーを押した時に沈み込む距離)が1mm以下と通常のシザー構造よりも短く、薄型設計に貢献しますが、タイピングの使用感は好みが分かれる所で賛否両論あります。

また、構造的な欠陥として指摘されているのが、ほこりやゴミが内部に侵入すると問題が発生しやすいという点。

この特許では、その構造的な欠陥を補うべく、キートップにカバーやガスケットを施してほこりやゴミの侵入を完全ブロックするという提案がなされています。

MacBook keyboard

MacBookKeyboard Patent 03

こちらが、ガスケットというかカバー。

断面図でみると以下のような感じ。

MacBookKeyboard Patent 02

様々な案がありますね。
どちらにしても修理する場合はユニット一式交換となりそうです。

こちらの特許は2016年9月8日に申請されたもの。
2015年にバタフライ構造のキーボードが搭載されて、ユーザーから不満が出たことを受けてから申請されたとみられます。その後、2017年モデルより第二世代のバタフライ構造キーボードになりましたが、こちらの案はまだ採用されていません。

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