動画や写真ファイルで圧迫されがちな、iPhoneのストレージ容量。
写真だけならiCloudの有料プランが最も低コスト(50GB 1ヶ月130円)ですが、動画なら外部ストレージに保存してしまうのが一番です。
そこで、試しに買ってみたLightningコネクタが付いたSDカードリーダー。
ちょっと怪しい中華メーカーの製品ですが、これがまさかの“普通に使える製品”でした。
このSDカードリーダーは「FAT32」と「exFAT」のフォーマットに対応していますが、フォーマットによってファイル転送速度が変わるのか?
ちょっと試してみました。
「FAT32」と「exFAT」でフォーマットしたmicroSDカードを用意。
iPhone 8 Plusから、同じ動画ファイルをバックアップして転送が完了するまでの時間を計測しました。
動画ファイルはmov形式でサイズは3.1GB。
その結果は以下の通り。
誤差レベルで違うだけですね。
ほぼ同タイムでファイル転送が完了しました。
どうやら、ファイル転送速度はどちらのフォーマットでも変わらないようです。
ただし、「FAT32」は1つのファイルサイズが4GBまでという制限があります。4GBを超えるファイルを転送する場合は、microSDカードを「exFAT」でフォーマットしておく必要があります。
microSDカードを、iPhoneやiPadだけで使うのなら「exFAT」でフォーマット。それ以外のデバイスでも使い回すのなら「FAT32」にしておくのが良さげかなという感じ。