大阪市営地下鉄改め大阪メトロでは、顔認証を使った顔パスの自動改札を導入する計画があるようです。
朝日新聞の記事によると、この顔パス改札の導入は大阪万博に向けた取り組みで、2025年3月末までに大阪メトロの全駅に設置される計画ということです。
(顔面でICOCA?)
仕組みは、改札にカメラを設置して利用者の顔を認証。
事前に登録を済ませた人物であれば、そのまま改札ゲートが開いて通行可能になるというもの。
とはいえ、たかだか地下鉄を使うために、わざわざ顔写真を大阪メトロに登録する人がどれだけ居るか?という疑問もあります。
この顔認証に先駆けて、年内にはQRコードを使った改札の実証実験も行われるようです。
非接触式ICカードではなく、なぜQRコード?
速度的に大丈夫なのか?
非接触式ICカードやFelicaが普及したことで、改札にきっぷが詰まって改札が使えなくなるというトラブルにはあまり遭遇しなくなりましたが、ちょっと改札の通過に時間をかけると後ろから舌打ちしてくるオッサンが増えているのもジジイつ。そんなギスギスしている状況下で、QRコードや顔認証でエラーが出てしまうと喧嘩にならないのか?ちょっと心配なところもありますね。
顔認証改札は、あくまで大阪万博に向けたアピールっぽいので、大阪メトロ以外で導入されるのはまず無さそうですけど、顔認証で個人情報と紐付けないと電車に乗れない社会になれば、痴漢など電車内での犯罪は減少しそうですし、逃亡犯が電車を使って移動できなくなるなどのメリットも生まれる反面、かなりの監視社会となります。どっちがいいんでしょうね。
- Source 朝日新聞デジタル