d払いが障害で利用不可に、キャッシュレス決済のデメリットを考える

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Dbarai down

本日6月1日(火)の12時4分頃から、ドコモのキャッシュレス決済サービス「d払い」に障害が発生し、使えない状態となっています。

d払いのアプリを起動するとバーコードが表示されず「ネットワークの接続に失敗しました」というエラーメッセージが表示され、バーコードを読み取ることができません。

障害の原因は現在確認中となっており、復旧見込みも確認中ということです。

追記:2021/06/02 0:08

ドコモによると、6月1日(火)の22時32分頃にサービスが復旧したということです。

障害によってサービスが利用できないのは、d払いのバーコード決済と予約・注文。d払いアプリからdポイントカードを表示して読み取ることはできます。

キャッスレス決済を過信するな!

キャッシュレス決済にはメリットもあればデメリットもあります。

そして、このデメリットが意外なタイミングで発生します。

今回のようにシステムがダウンするなどして正常に使えなくなれば、お金が無いのと一緒で買い物ができません。もし、知らない土地で現金を持たずにこの状況に陥ったら、ちょっとしたパニック状態になります。そのため、1つのサービスだけを使うというのはリスクが高く、複数のキャッシュレス決済をセットアップしておくのがベストです。

さらに、キャッシュレス決済だけに絞るのは現実的に不可能という認識でいることも重要です。

特に、モバイルSuicaはヤバい!

スマホやApple Watchがあれば非接触で改札を抜けられる、まさにスマートな決済方法のモバイルSuica。

しかし、ちょっとした落とし穴的なデメリットが存在しているんです。

Mobilesuica app

例えば、現金を一切持たない“スマホでキャッシュレス決済至上主義者”が、見知らぬ土地にある過疎駅から電車に乗ろうとして駅まで到着しました。

ところが!

モバイルSuicaのシステム障害でチャージが正常に完了しない・・・。

「え?」(冷や汗タラーー)

駅の周辺には銀行や郵便局が無く、Googleマップを見ると少し歩いた先にあるコンビニのATMまで戻らなければならない(田舎の少し先は結構歩く、そしてそれを往復する!)という状況になります・・・っていうか、なりました。

さらに最悪なのが、結局コンビニを往復して現金できっぷを購入したのですが、きっぷで電車に乗るという行為自体が10年以上ぶりだったことから、いつの間にかきっぷを紛失!!(子供か)結局、2倍の金額を支払う羽目に。

この他にも、モバイルSuicaは結構ハマることが報告されていて、残高が少ししかない状態で「電車の中でチャージすればいいや」と改札を抜けて入ったものの、システム障害でチャージできない!詰んだ!というパターンもあります。

キャッシュレス決済と上手く付き合う

モバイルSuicaに関しては、駅に着く前に・・・というか家にいる段階で必要額のチャージは済ませておくというのが賢い使い方になりますね。

また、そういうデメリットが意外なタイミングで発生するので、キャッシュレス決済をあまり過信せずに、財布の中には常に数千円を忍ばせておくというのが安心です。

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