どうやらYouTubeは、動画に対するコメントをデフォで見えなくする変更をテストしているようです。
この変化はAndroidアプリ版のYouTubeで発見されたもので、新しいレイアウトでは動画を再生してもコメントは表示されず、コメントアイコンをタップすることで初めてコメント欄が表示される仕組みになっています。
キッズユーザーが多いYouTubeでは、コメント欄が見るに堪えない状況になることが多く、動画を見たいだけのユーザーがコメント欄を嫌悪して動画を再生しなくなる懸念があります。これは日本だけの現象かと思っていましたが、世界中で問題視されているようです。
例えば、日本の大手ゲーム会社のプロモーション動画は、日本向けの動画にはコメントや評価が一切できませんが、海外向けの動画にはコメントも評価も行えるようになっています。
つまり、それだけ日本のYouTubeはネガティブなコメントが多いということです。
目立つ動画には、揚げ足取りや重箱の隅をつつくようなコメントばかり。
が、今回のこの新しいレイアウトが実装されれば、コメント欄がいくら荒れまくっていてもデフォで非表示なので、不快なコメントを目にすること無く動画に集中できます。
今回のコメント欄非表示化は、単なるユーザーエクスペリエンス向上のための改善なのか?はたまたクソコメ撲滅のための対策なのか?理由はどうあれ、コメント欄に少し変化は起きるでしょうね。称賛コメントやまともなコメント(を装った売名)も減少するかもしれませんが。
この新しいレイアウトは、iOSやAndroidアプリのアップデートで変更されるのではなく、サーバー側で変更されているとみられ、順次、段階的に適用されていくものと思われます。
- Source xda developers
- Via TechCrunch