YouTubeから、重要な変更に伴うお願いというメールが届いていました。
児童オンラインプライバシー保護法COPPAを遵守するために、YouTubeチャンネルまたはアップした動画が子供向け コンテンツである場合は、申告義務が発生するというものでした。
子供向けコンテンツとして設定するとどうなるのか?
まず、パーソナライズド広告が掲載されなくなります。
さらに、コメントやチャット、寄付ボタン、再生リストへの保存など複数の機能も無効化されてしまいます。
一方、子供向けコンテンツが無いチャンネルでは、設定を行うことでこれまでと変わらずYouTubeチャンネルを運営できるので、ちゃんと申請しておきましょう。
子供向けのチャンネルって?
ざっくりいうと、未就学児向けの動画。
または子供が登場する動画という括りになっています。
未就学児向けに、なんとかパンマンのおもちゃで未就学児が遊ぶだけの動画なんかはモロにこれですね。というか、アンパンマンやNHK教育のガキ向け番組は全てアウトなんじゃ?
米国における子供の定義は13歳未満。
なので、中学生が自主的にYouTuber的なことをしている動画はギリギリOK。(内容によっては別の規約違反になる場合もあるけど)
- 動画のテーマ(例: 未就学児向けの教育コンテンツ)
- 子どもの視聴者を想定して制作された動画であるか、また実際に子どもが視聴しているか
- 動画に子役や子どものモデルが含まれているか
- アニメや漫画の登場人物など、子どもの興味を引くキャラクター、有名人、おもちゃが動画に含まれているか
- 動画で使われている言葉や表現は、子どもが理解できることを想定しているか
- 芝居、簡単な曲やゲーム、早期教育など、子どもの興味を引くアクティビティが動画に含まれているか
- 子ども向けの曲、物語、詩が動画に含まれているか
- 動画の視聴者に関する経験的証拠など、動画の視聴者を特定する際に役立つその他の情報
金儲けのためにガキにおもちゃで遊ばせている動画はともかく。教育関係の動画でもアウトなのか。なかなか厳しめですね。
チャンネル全体で設定する
子供向け動画が無いチャンネルなら、全体設定すればいいだけです。
- studio.youtube.com にログイン。
- 左側のメニューで [設定] をクリック。
- チャンネル >詳細設定 に進む。
- いいえ、このチャンネルを「子ども向けではない」として設定します。子ども向けコンテンツをアップロードすることはありません。にチェックを入れて保存。
この設定を行っていないチャンネルでは、YouTubeのAIによって判断が下される場合があります。AIの判断は完璧ではないので、必ず自分で設定しておきましょう。
また、子供向けコンテンツがあるのに無いという虚偽申請を行っていた場合、YouTubeアカウントに何らかの措置が取られる可能性があるとのことです。
- Source チャンネルまたは動画の視聴者層を設定する
- Source コンテンツが子ども向けかどうかを判断する