iPhoneに指紋認証のTouch IDが再び搭載されるのは、2021年モデルから?
少し前から噂になっているiPhoneのTouch ID回帰。
2020年モデルから、ボタンの無いディスプレイ内蔵型指紋認証センサーが搭載されると言われていましたが、最新のアナリストのレポートによると、技術的な問題で2021年モデルから搭載ということになりそうです。
技術的な課題としては、指紋を検出できる範囲、消費電力、センサーの厚みなどで、それらの課題は今後18ヶ月以内に解消されると予想。
そういうわけで2020年モデルには間に合わず、2021年モデルへ持ち越しということになるようです。
この2021年モデルのiPhoneに搭載されるディスプレイ内蔵型指紋認証センサーの技術は、Qualcommの超音波を使ったものになる可能性が高いといいます。
今年発売されたSamsungのハイエンドモデル「Galaxy S10」には、一足早く超音波式の指紋認証センサーが搭載されていて、ボタンのないベゼルレスデザインと指紋認証を両立させています。2021年モデルのiPhoneのディスプレイ内蔵式Touch IDは、これより2年遅れて実装されることになり、話題性にはちょっと欠けますが、Appleのことなので使い勝手や精度はかなり詰めてきそうです。
同アナリストは、Apple Watchの生体認証にも、このディスプレイ内蔵型指紋認証センサーが採用される可能性があるといいます。
2019年モデルはトリプルレンズカメラ、2020年モデルは5G対応、そして2021年モデルでTouch IDの復活。
今後のiPhoneの特徴を大きく分けるとそんな感じです。
- Source 9to5Mac