あと1週間で正式発表される新型iPhone。
製品名や外観デザインについて、これまで明らかになっている情報をまとめました。
まずは製品名ですが、エントリーモデルが「iPhone 11」、ハイエンドモデルが「iPhone 11 Pro」と「iPhone 11 Pro Max」になるようです。
これは先行販売されている保護ケースから、ほぼ確定情報として伝えられているものになります。
これまでのラインアップだと、「iPhone X」と「iPhone 8」、「iPhone XS」と「iPhone XR」のように異なるネーミングでエントリーモデルとハイエンドモデルが区別されていましたが、2019年からは無印とProという具合に、まるでiPadのような区別に変更されることになります。
エントリーモデルとハイエンドモデルといっても、搭載されているSoCは同じ物で処理能力も変わりません。搭載されているディスプレイやカメラなどで差別化しているだけなので、無印とProで区別するこちらのほうがシンプルで分かりやすいかもしれませんね。
ナンバリングについては、XからXSときて11といきなりローマ数字をやめています。
8から9をすっとばしてXにしたのに、Xは素直に継承して11とするあたりもはや良く分かりませんが、アイフォーンイレブンという語呂はいいですね。9はこのまま欠番ということになりそうです。
こちらのSpigenの保護ケース。
製品名の部分をよく見ると、シールを上から貼って上書きしているのが分かります。
ちょっと前の噂まではローマ数字の「iPhone XI」で通っていたので、その頃の名残でしょうか。
さて、そんな「iPhone 11」「iPhone 11 Pro」「iPhone 11 Pro Max」ですが、本体デザインは前年のモデルから大きくは変わりません。ただ、カメラユニットを含めてそれなりに変化するようです。
変更点として噂されているのは、以下のポイント。
- トリプルレンズカメラ、デュアルレンズカメラ
- ミュートスイッチが小さくなる(iPhone SEの音量ボタンみたいな丸型)
- 背面のAppleロゴが真ん中に移動(双方向ワイヤレス充電用の目印として)
- Appleロゴが虹色になる
- 背面のガラスがマットな質感になる
搭載されるカメラは「iPhone 11」がデュアルレンズカメラ、「iPhone 11 Pro」はトリプルレンズカメラになります。
某保護ケースメーカーの製品写真を見ると、デュアルレンズカメラとトリプルレンズカメラのデザインの違いがわかります。
こちらが「iPhone 11 Pro」と「iPhone 11 Pro Max」のトリプルレンズカメラ。
で、下が「iPhone 11」のデュアルレンズカメラ。
カメラレンズの違いは当然として、マイク穴の大きさもちょっと違いますね。
「iPhone 11」の方がマイク穴が大きいので、音をより拾う?かもしれません。
その他、カメラユニットの処理もうかがえます。
「iPhone 11」のケースの方はカメラユニットの周囲が多めに開放されているので、カメラユニットが本体よりも凸っていることが確認できます。
保護ケースは取り付けたほうが良さそうですね。
と、そんな感じで「iPhone 11」と「iPhone 11 Pro / Max」の外観をまとめてみました。
Appleによる正式発表は、9月10日に(日本時間で9月11日の午前2:00〜)行われる予定です。
- Photos Ben Geskin