AppleのAirTagが便利なので、追加のスマートタグ(忘れ物防止タグ)として、安価なAnkerの「SmartTrack Link」というスマートタグを購入しました。
実売で3,000円ほど。
価格改定でちょっと高くなったAirTagの代わりとして、ちょうどいい価格帯の商品。
サードパーティ製ですが、iCloudの「探す」に対応しています。
スマートタグ本体は程よくチープな質感で、傷などを気にせず使うことができます。
SmartTrack Linkのポイント
- iCloudの「探す」で使える
- 本体にキーチェーン用の穴がある
- 電池交換ができる
3ヶ月ほど使っていますが、気になるのはアラーム音が小さいことくらい。AirTagと比べてアラーム音が小さいというか音質が通りにくいという感じで、入れ物の中に入れていると周囲が静寂に包まれていない限りほとんど聞こえません。その特性を理解した上で設置するといいでしょう。
キーチェーンを活かして、そのままシンプルにキーホルダーとしてカバンに取り付けるとかね。
iOSの探すでセットアップする
iPhoneやMacであれば、「探す」に登録してAirTagのように使うことができます。
「探す」のアプリから持ち物を探すをタップ。
+から、その他の持ち物を追加します。
デバイスが検出されたら接続。
自分にとってわかりやすい名称を入力します。
AirTagと同じように表示されました。
マップ上にも。
手元から離れた時に通知が来るように設定できるので、これは必ず有効にしておきます。
基本的な機能はAirTagとあんまり変わらないな〜という印象ですが、AirTagのようにiPhoneのU1チップを使った詳細な場所のナビゲーションは使えません。
そのため、おおまかな場所をマップで経路案内することしかできないので、例えば、草むらの中にこのスマートタグがあったとして、詳細な場所を知るにはサウンドを再生させてその音の鳴っている方向をくまなく探す必要があります。ですが、前述の通り、このスマートタグはアラーム音がかなり小さいため、交通量の多い道路脇にある草むらなどでは、探すのはかなり困難になりそうです。
重要度の高い物にはAirTag、そうでもない物にはサードパーティのスマートタグという使い分けで対応すると良さそうです。たとえAirTagであっても、ビルや地下街といった高低差のあるシーンでは、どの階層にあるのかマップ上の表示ではわからないですし、そのへんは割り切って使うのがいいでしょう。