一時的に中国から台湾にシフトするiPhoneの生産拠点
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、Apple製品の生産拠点が中国から台湾へシフトしているという報道が昨日ありましたが、さらに続報として「iPhone 9」についても、生産拠点を台湾に移す準備が進められているということです。
「iPhone 9」は、低価格モデルとして3月に登場予定。
そのため、新型コロナウイルスの影響が心配されていましたが、台湾での生産準備は順調に進められているので、予定通り3月に登場する可能性が高そうです。
逆に、新型コロナウイルスの影響をモロに受けそうなのが、9月登場予定の「iPhone 12」の方。
現在、新型コロナウイルスの流行で武漢からAppleのエンジニアが引き上げ、iPhoneのパーツを製造するサプライチェーンも操業を停止している状態にあり、この状態が長引けば、6月に生産開始予定だった「iPhone 12」の生産が遅れる可能性があるということです。
ただ、例え生産が遅れたとしても、発表イベントもズレ込むとは考えづらく、例年通り9月に開催されると考えられます。
そうなると、「iPhone 12」は品薄状態のまま発売を迎えることになる可能性も考えられます。
- 「iPhone 9」は台湾組み立てになる
- 「iPhone 9」は予定通り3月に発売される
- 「iPhone 12」は開発に遅れが生じる可能性がある
- 「iPhone 12」は予定通り9月に発表されるが、品薄状態が続く可能性がある
「iPhone 9」については、ほぼ既存のパーツを組み合わせるだけなので、生産に時間はかからない。一方、「iPhone 12」は最新パーツを組み合わせることになり、さらに4機種あるということで、発表の3ヶ月前には生産に入っていないと間に合わないと。
早めに沈静化してもらわないと、発売後しばらくは入手困難なモデルになってしまうかも?
- Source MacRumors