iPhoneのパーツ供給を行っているサプライチェーンの関係者をソース元とする「iPhone 9」に関する記事が、Fast Companyに掲載されています。特に新しい情報はありませんが、これまでの噂やアナリスト予想の答え合わせとなる内容になっています。
「iPhone 9」(または「iPhone SE 2」)と噂されている低価格モデルは、主に中国市場やインド市場に向けて投入することを目的に製造され、販売価格は、かつての「iPhone SE」と同じ399ドルから(になる可能性が高い)としています。
Appleからの公式発表ではないので確定的な表現はされていませんが、399ドルからでほぼ確定と見て間違い無いでしょう。
「iPhone 9」は、iPhone 8ベースの本体に、4.9インチ液晶ディスプレイ、A13 Bionicチップ、3GB RAM、64GBまたは128GBストレージを搭載。カメラレンズは「iPhone 8」よりも若干大きくなっているといわれています。コスト削減の為に、Face IDではなく従来のホームボタン型Touch IDが搭載されます。
日本での価格については、米国での価格が399ドルだとすると47,800円(税別)あたりでしょうか。
64GBモデルで47,800円(税別)。
「iPhone 8」の64GBモデルが52,800円(税別)なので、5,000円安くなってA13 Bionicチップを搭載、RAMは3GBになると考えると、なかなかにお得。
128GBモデルは52,800円(税別)?
・・・これは安いかも。
この高性能で低価格の「iPhone 9」が登場することにより、これまで格安のAndroidスマホを使っていた層にもiPhoneユーザーになってもらって、App StoreやApple Music、Apple Arcadeなどのコンテンツでお金を落としてもらおうという狙いがAppleにはあるようです。
ハードを安く売ってコンテンツで回収するスタイル。
日本では、古いiPhoneからの買い替えやFace ID搭載モデルからの買い替え、サブとして購入する人が多くなりそうです。
発表は3月中旬に行われる予定。
- Source Fast Campany