2020年モデルの新型「iPad Pro」が正式発表!
噂では12.9インチのみ新型になるという話でしたが、11インチと12.9インチの両方がフルモデルチェンジされました。
SoCはA13ではなくA12Z Bionicチップ、このチップには8コアのGPUが内蔵されていてグラフィック処理能力はかなり高いようです。そして、全モデルが6GB RAMを搭載していることが「iOS 13.4」のGM版のコード解析により明らかになっています。
(前モデルの「iPad Pro」では、1TBモデルのみ6GB RAMを搭載、その他のモデルは4GB RAMでした)
ストレージ容量は、128GB / 256GB / 512GB / 1TB。
本体カラーは、スペースグレイとシルバーの2色。
新しくなったカメラユニットは、デュアルレンズカメラとLiDARスキャナが搭載されています。噂ではトリプルレンズカメラと言われていましたが、3つ目はカメラではなくLiDARスキャナでした。
12MPの広角カメラレンズと10MPで視野角125度 超広角カメラレンズは、2倍の光学ズームと5倍のデジタルズームに対応。ビデオ撮影は4K@60fps、スローモ撮影は1080p@240fpsまで行えます。
「iPhone 11」や「iPhone 11 Pro」に搭載されている超広角カメラレンズは、12MPで視野角120度なので少し違いますね。
インカメラのTrueDepthカメラでは、1080p@60fpsまでのビデオ撮影が可能です。
LiDARスキャナを使って対象物までの距離を計測できるようになったので、よりリアルなAR体験が実現されます。これにより、計測アプリはさらに実用的なものとなります。
また、ビデオ撮影に関しては内蔵マイクの性能も大幅に向上しています。
「iPad Pro」の本体には合計で5つのマイクが搭載されていて、Apple曰く、このマイクはスタジオ品質だといい、かなり周囲の音を拾うようです。実際に試してみないとわかりませんけど、室内での撮影であれば内蔵マイクだけで十分でしょう。
さすがに、この大きな「iPad Pro」を外に持ち出して屋外で撮影する気にはなりませんが、室内なら「iPad Pro」で撮影して、さらにそれを編集してアップするということができるでしょう。
内蔵マイクの位置は、上に3つ、横に1つ、カメラユニットに1つ。
専用アクセサリとして用意されている、フルサイズキーボードの「Smart Keyboard Folio」。
これよりも価格は高くなりますが、専用の「Magic Keyboard」もあります。
シザー構造のフルサイズキーボードにトラックパッドを搭載。
見た目も使用感も、まんまMacBookといった感じ。
タイピングなどもそのままの感覚で行えるので、どうせならこちらを揃えたいところ。
価格は11インチ用が31,800円、12.9インチ用が37,800円(税別)。
発売は5月となっています。
「iPad Pro」とMagic Keyboardはマグネットで着脱。
スタンドにもなるし、保護ケース代わりにもなるし、セットで揃えて使いたいアクセサリ。
重さは、11インチで471g / 473g。
12.9インチが641g / 643g。
MacBook Airの半分以下の重さ。
バッテリー駆動時間は、最大10時間。
価格は11インチが84,800円(税別)から。
12.9インチが104,800円(税別)から。
- Source Apple (日本)
- Source iPad Pro - 仕様 - Apple(日本)