2020年モデルの「iPad Pro」を最速ゲットした人が、Geekbench 5とAnTuTu Benchmark iOSでのベンチマークテスト結果を公開しています。
A12Z Bionicチップは、8コアで2.48GHz。
RAMは6GBを搭載していることが明らかになりました。
気になるのは、旧型「iPad Pro」に搭載のA12X Bionicチップや「iPhone 11」に搭載のA13 Bionicチップとの比較です。
Geekbench 5のベンチマークテスト結果では、シングルコア 1114 / マルチコア 4654というスコア。
この結果はどうなのか?
他のiOSデバイスと比較。
まずは、シングルコアから。
シングルコアは、旧型「iPad Pro」に搭載されているA12Xチップや、「iPhone XS」に搭載されているA12チップと同等。
次はマルチコアをチェック。
こちらも、A12Xチップと同等のスコア。
「iPhone 11」に搭載されているA13チップよりも上です。
ここまでは旧型モデルと変わりません。
次は、Metalのスコアをチェック!
A12ZチップのMetalスコアは9894。
これを他のiOSデバイスのスコアと比較。
ここで初めて、旧型「iPad Pro」のA12Xチップに差をつける結果に。といっても700ポイントくらい。
AnTuTu Benchmark iOSのスコア。
こちらはiOSデバイスにとっては馴染みが無いので、スコアが高いのか低いのかすらわからないですね。Androidタブレットには「iPad Pro」と比較になるような製品は無いし。
・・・という感じで意外にも?旧型モデルとそんなに処理能力の差は無かった2020年モデルの「iPad Pro」。(A13じゃなくてA12の時点で大体予想はできていた?)
これはあくまでベンチマークスコアによる結果で、実際の使用感は、RAMの量や速度、SSDの速度などで変化します。また、2020年モデルはカメラユニットや内蔵マイクが強化され、Macと同じタイピング環境が構築できるiPad Pro専用のMagic Keyboardが用意されているなど、処理能力以外での魅力が強化されているので、ベンチマークスコアの結果は購入を検討する1つの目安として知っておくだけでいいと思います。
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