2020年モデルの「MacBook Air」が登場。
これが予想以上にコスパの良いモデルとなっています。
第10世代 Core i3 / i5にLPDDR4X RAMで前モデルと比較して2倍のパフォーマンス、GPUも前モデルの80%アップ、シザー構造のMagic Keyboardでキーボードの不具合も解消され、ストレージ容量は前モデルの2倍となる256GB / 512GBに増量。
「MacBook Air」で色々と不満のあった部分が解消された形。
それでいて価格は変わらずリーズナブルです。
Core i3モデルが104,800円(税別)から、Core i5モデルでも134,800円(税別)から。
2018年モデルから2019年モデルへ変わった時は、ディスプレイの明るさが300ニト → 400ニトにアップしたのと、True Toneに対応したこと、価格がちょっと安くなったことくらいでしたが、2020年モデルでは全体的なアップグレードが施されたので、買い替えにはちょうどいい感じ。
2020年モデルになって変わった部分
2018年/2019年モデルと2020年モデルとの比較。
(標準構成の比較になります)
- CPU:第8世代 Core i5 → 第10世代 Core i3 / i5
- RAM:LPDDR 3 2133MHz 8GB → LPDDR4X 3733MHz 8GB
- GPU:Intel UHD Graphics 617 → Intel Iris Plus Graphics
- ストレージ:PCIeベースSSD 128GB / 256GB → 256GB / 512GB
- キーボード:バタフライ構造 → シザー構造
- 感圧タッチトラックパッド:マルチタッチジェスチャーが使える範囲が20%大きくなった
- スピーカー:ステレオスピーカー → Dolby Atmos対応ステレオスピーカー
- 無線通信:Bluetooth 4.2 → Bluetooth 5.0
- 重さ:1.25kg → 1.29kg
CPUとRAMのスペックが最新になり、ストレージ容量が2倍になっただけで文句無し。Intelのこの手のGPUが良くわからないけど、Appleによるざっくりとした説明では、グラフィック処理能力が前モデル比で80%アップとあります。地味にスピーカーも良くなっていますね。
外部ディスプレイ出力は、1つのディスプレイなら最大6K@60Hzまで、2つのディスプレイなら4K@60Hzまで対応ということで、GPUのアップグレードによる恩恵が現れています。
唯一のデメリットは、プリインストールされているOSが「macOS Catalina」だという点。
それさえ許せるなら(アプリなどの互換性があれば)買い替えにはピッタリですね。
- Source MacBook Air - 仕様 - Apple(日本)