台湾のサプライチェーン情報を伝えるDIGITIMESの記事によると、今年の秋に登場するiPhone 12シリーズに搭載されるカメラモジュールを製造するサプライチェーンとして、SHARP、LG Innotek、OFILMの3企業の名前が挙がっています。
カメラモジュールでSHARPというのがちょっと意外ですが、今や不織布マスクも作っているし、SHARP=液晶ディスプレイという認識はもう古いのでしょう。
LG InnotekはおなじみLGグループのサプライチェーン。
OFILMは中国深センにある企業で、カメラモジュール、指紋モジュール、タッチパネルなどを主要産業にしています。
ハイエンドモデルのiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max向けのカメラモジュールは、LG Innotekが供給。
ミッドレンジモデルのiPhone 12とiPhone 12 Max向けのカメラモジュールは、SHARPとOFILMが供給。その内の60〜70%をSHARPが生産、30〜40%をOFILMが生産するということです。どちらがアタリになるでしょうか?
これらのiPhone 12シリーズ向けのカメラモジュールの生産は、7月にも開始されるといいます。
例年、新型iPhoneは9月末に登場しますが、今年は新型コロナの影響もあり1ヶ月ほど登場が遅れると予想されています。
- Source MacRumors