Appleが開発中止にしたはずのワイヤレス充電器「AirPower」は、密かに開発継続されていた?
Jon ProsserがTwitterにアップしたプロトタイプの「AirPower」の写真が物議を醸しています。
明らかにされているのは、C68というコードネームで開発されているということ、複数デバイスのワイヤレス充電ができるということ、充電器の接続はLightningではなくUSB-Cケーブルであること。
別の噂では、今年後半に小型のワイヤレス充電器が登場するという話もでていますが、今回のこの写真と関係はあるのでしょうか。
実は、このワイヤレス充電器C68の写真は4月にも公開されたことがあるものですが、その時は不鮮明なリーク写真のみで、鮮明な写真が公開されたのは今回が初となります。
「AirPower」が開発中止となった経緯は、複数のデバイスとApple Watchを同時充電したときに異常発熱するという症状が発生したためと言われています。
これは、通常のワイヤレス充電とApple Watchのワイヤレス充電方式が違うためですが、今回リークされたC68では、A11チップを搭載することで適切な温度管理とコイルへの電力供給が行えるようになったことで、異常発熱することなくApple Watchを充電できるようになったのだそう。
通常のワイヤレス充電用のコイルとApple Watch専用のコイルを搭載しているわけではないので、どの場所に置いても充電ができるというのがメリット。
単なるワイヤレス充電マットとは、そこが違う。
その分、価格も高めになるでしょうけど。
Apple A11チップが搭載されているデバイス
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
Well, you guys wanted a better picture of “C68”...
— Jon Prosser (@jon_prosser) June 18, 2020
Remember how I said that the main problem was that current prototypes didn’t support Apple Watch?
Yeah.
Well.
They got the Watch working... pic.twitter.com/LvBeNAAtt3